あらすじ
女性向けラノベ
夜会で好きでもない男性に結婚を迫られ、襲われかけた没落寸前の伯爵家令嬢・フィオナは、何もなかったのに「ふしだらな令嬢」と噂されていた。
運よく未遂に終わったが、社交をする気にもなれず引きこもっていると、ある日王宮から突然、王太子・ルーク殿下の妾になるようにとの命令が。
「噂のせいで私には良縁も無理なはず。でも妾になれば、毎月のお手当がでる!そのお金で一人で生きていくために貯金しよう!」
そうして、金髪碧眼の見目麗しいルーク殿下の愛妾になったフィオナだが……。
妾というからには体目当てなのだろうと思いきやそんなことはなく、むしろ一目ぼれだと溺愛され!?
そもそも妾を取ったきっかけは、妃殿下の見栄!?
いったいどういうことですか!?
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TL
ラノベで販売されていましたが、完全にTL。愛妾になった女性は色々と大変ですが、妃殿下が面白すぎるので、妃殿下vs愛妾の様な構図はほぼ無しです。
ヒロインは何も悪くない。それなのに…
ふしだらと言われ、愛妾に望まれ、負のループに陥ったといっても過言ではない状況なのに、何故これ程ふわふわとした感情が湧き上がるのか。
ヒーローがわかりやすいからか?妃殿下がバカだからか?ヒロインの立場を思うと切なくもあるが、彼女の温かさに癒やされる。
最後まで妃殿下にはイライラした。何なんだろうなこの人。全く好きになれない。