あらすじ
語順は日本語のまま、文字はローマ字と似た仕組み…
韓国語は日本人にとって非常に学びやすい外国語だ。
1970年代に韓国に渡り、ハングルの面白さにはまったベテラン記者が
習得の極意を紹介。読めば韓国語が話したくなる!
(章立て)
第一章 韓国語をおもしろがる
第二章 韓国語へのはまり方
第三章 おとなの韓国語を「独楽」する
第四章 ハングル酔いはこうして解消
第五章 この一言で韓国語の達人
第六章 韓国語の極意はパンマル
第七章 街のハングル探訪
第八章 韓国語はケンチャナ精神で
第九章 日韓の誤解を楽しむ
第十章 私の韓国語小事典
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Posted by ブクログ
1970年代に韓国に留学し、その後1980年から新聞記者としてソウルに駐在した著者の、主に韓国語と韓国文化についての話。
おじさんらしく少し下ネタが入ってくるので最初はあまり面白く感じられなかったが、第三章の韓国の罵り言葉「イセッキ」の解説あたりから面白くなってきた。
韓国ドラマを見ていると本当にこの「イセッキ」「ケセッキ」という言葉が舌打ちとともによく出てくるのだが、やっと意味がわかった。
最後の第十章、韓国語の単語の説明を通して韓国人や韓国文化を語っている。
知らない単語の方が多かったが、パラム(風)という単語が語感の良い単語と紹介されていて、私も好きな単語の一つなのでうれしかった。
ただ、いろいろな良くない比喩にも使われる単語のようです。
Posted by ブクログ
【経験者として断言するが、韓国語は知的趣向として大いに楽しめる】(文中より引用)
K-Popなどの人気により若い世代の学習者も増加している韓国語。40年にわたり韓国語と格闘を続けてきた著者が、学習ならぬ「楽習」の方法について語った一冊です。著者は、産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘。
純粋な語学書というよりは、韓国語を入り口とした韓国文化論という趣の強い作品。実際に韓国語を学んでいる人はもちろんのこと、これから韓国語に触れようと考えている人にとっても、目からウロコの知識が散見される内容でした。
日本は北に詩情を求め、韓国は南に詩情を求めるという指摘が興味深かった☆5つ
Posted by ブクログ
楽しく読めた。ハングル勉強中の家族にも読ませたい。硬いこと抜きで、日本語的感覚からハングルを見た学習本。息抜きにちょうど良いし、勉強にもなる!ただし、親父ギャグ的ノリもあるので、若い人には響かないかも。
Posted by ブクログ
産経新聞ソウル支局長を長く勤めている黒田氏のハングル修行40年を綴ったもの。第一章:韓国語を面白がる、第二章:韓国語へのはまり方、第三章:おとなの韓国語を独楽する、第四章:ハングル酔いはこうして解消、第五章:このひと言で韓国語の達人、第六章:韓国語の極意はパンマル、第七章:街のハングル探訪、第八章:韓国語はケンチャナ精神で、第九章:日韓の誤解を楽しむ、第十章:私の韓国語小辞典。