あらすじ
【こんな育児シーンはありませんか?】
・大人の前で自分の気持ちを上手に話せない
・宿題を解くのに時間がかかる
・ゲームや動画に夢中になってしまう
・失敗を恐れて行動に移せない
・「どうせ自分はできない」が口癖
・習い事をやめたいと言ってきた
・口答えや言い訳ばかり言う
・約束やルールを守れない
・キレて暴力的になる
・朝起きれず生活習慣が悪い
・発表会や本番前に緊張してしまう など
このようなシーンに遭遇したとき、子どもにはどのような声かけをしていますか。
親の言葉が知らず知らずのうちに子どもの心を傷つけ、自己肯定感を下げてしまっていることがあります。
そして、それは子どものみならず、親自身の自己肯定感も下げてしまい、家族全員がマイナスの方向に向いてしまうことにもつながってきます。
本書では、これまで5万人以上の生徒を指導し、全国でママカフェを主宰して様々な悩みや相談に応えてきた著者が、
実際に行ってきたアドバイスとその成果をもとに、子どもへの適切な声かけを「場面別」「性格別」にわかりやすくまとめたものです。
ついつい言ってしまいがちな「ネガティブワード」を、どのような「ポジティブワード」に言い換えればいいのかを具体的に知ることができるので、
本を読んだらすぐに実行することができます。
すべての章の冒頭には、ご自身も育児に奮闘されているマママンガ家描き下ろしによるエッセイマンガが収録されているので、
場面やシチュエーションをより具体的につかみながら、育児に対して楽しく前向きに向き合うことができます。
そのほかにも、音声プラットフォーム「Voicy」とも連携しているので
著者の実際の声かけ方法や話し方のコツ、声のトーンなども本書とあわせて聴くことができます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
幼児〜小学校低学年くらい
子供を注意したり叱るときの言葉をどう選ぶか。なるべく自己肯定感を高めるポジティブな言葉とは。
親の精神衛生上も「怒る」ことはマイナスなので、あまり気にし過ぎず自分自身もリラックスして物事をポジティブに捉えるというすすめ。具体例が豊富で実践的。
・子どもにスッと伝えるには声のトーンを上げて早口で、真剣に伝えるときは声のトーンを下げてゆっくりと
・一番伝わらないのは怒りながら言うこと、怒鳴ったり早口でまくしたてても怒りの感情しか伝わらない
・習い事はその子に合うものを探す試食のようなもの
・親に反抗的に口答えするのは成長している証
・面倒くさがりで宿題を始めない→一分だけやってみたら?とすすめる
・なぞり書きが上手くできず癇癪を起こす→線からはみ出たのが嫌だったんだね。次はゆっくり書いてみようか?
・ゲームの後に宿題をするとき、いつ宿題をやるの?ではなく、いつゲームが終わるの?と聞く
・子どもに頼まれたとき、あとでねと答えるのではなく具体的に何時になったらとか洗い物が終わったらね、と返答する