あらすじ
依頼人の死後に届けものをするサービス「天国宅配便」の配達人・七星が贈る感動のシリーズ第三弾! 姉を許せないまま生き別れた女性に届いた小包み。高校生が通う大好きな食堂の営業最終日。子供の頃ファンレターを送った漫画家からの思いがけない返事。老人が美術展で知り合った少年と交わした“賭け”。心温まる四編+エピローグを収録。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
連作短編四篇
遺品を頼まれていた人に届ける七星.受け取った人と亡くなった人との通い合う気持ちや想いが,受取人に温かい何かを届けている.亡くなった姉からは甥と姪を,食堂の料理人のおばあちゃんからは感謝を,漫画家からは正義と勇気を,亡くなった妻からは娘の家族を.届ける人を幸せにする素敵な遺品です.
Posted by ブクログ
第1話の生き別れた姉は読んでる間も
読み終えた後もちょっと嫌だったな。
被害妄想だろ!それはと思うことが
ありすぎだし自由奔放すぎてダメだ・・・
妹に甥や姪が出来て確かにそこから
妹の人生は変わるかもしれないが
今までの姉の行為がやりすぎだ・・・
第2話は自分でも起こりえる今どきの話。
抑えきれない思いを伝えたくて配信した
ことがバズってかえってそのお店に迷惑を
かけてしまうだなんてなんか今の時代って
どうなんだろうと思ってしまった。
ただそのお店の店主が思ってたのと違う
感想だったのが救われた。孫もねw
第3話に登場してくる女性はいくらそういった
境遇になったとしてもやっちゃだめだろうと
思ったんですが、いざ自分がそういう状況に
陥ったら周りが見えなくなるんだろうな。
話の内容とは別に七星さんのバイクのシーンは
必要か?と思いながらも新鮮でした。
第4話はありがちな話だったけど
何だかんだとおじいさんがおばあさんの
掌の上で踊らされてる感は面白かった。
もう一度言うけどありがちだけど
こういった結末は嫌いじゃない。
死んだあと遺品を届けてもらう天国宅配便。
自分だったら誰にと思うけど今のところ
あまり思い浮かばないなぁ~と思いながら
読んだエピローグ、あぁ~それは素敵かも
しれないと思いました。