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じわじわくる
分冊1・2位までだとこの作品はただの
ロリコン漫画のような感じがしました。しかし読み進めると
面白くなってきます。時代背景もとても丁寧に描かれてるし
あの目のクマが面白い。
大正ロマンス
政略結婚により許婚となった幼い女の子と軍人の男性の二人の日常をくすぐったさを感じる描写で描くラブストーリーの第一話。
舞台は西洋モダンが定着した大正時代の名古屋。
主人公の花塚姫子は12歳の女の子。
秋風が香り立つ9月のある
その日、彼女はめいいっぱいのおしゃれをして浮かれていた。
それはなぜなのかというと18歳年上の許婚である土屋文治が家にやってくるからだった。
やってきた文治をお出迎えする姫子はその後病気で臥せっている母親の元に彼を連れていく。
大好きな人が来てくれてうれしい姫子を見て働く女中たちもうれしそうだが中には幼い婚約者を持つ文治をうさんくさそうに見るものもいる。
しかし姫子の幸せそうな表情を見てほだされるのだった。
大正ロマンが好きな自分にとってドストライクな作品だった。
文治のちょっとしたしぐさや表情の変化にドキドキしたし、姫子もとてもかわいかった。
二人のこれからが楽しみ。