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Posted by ブクログ
ガンダムXコミカライズ3巻、最終巻。
ニュータイプは特別でなく、ただの幻と切って捨てたガンダムX。ボーイ・ミーツ・ガールの王道のガンダムX。そこに、新人類という不可思議な存在は必要なかったということなのでしょうか。新時代を生きるための存在としてのニュータイプ。その幻を捨て去ることができなければ、新時代を築くことはできないという皮肉。
ここは結構好きな演出です。
生まれつきの特殊な能力があるわけでもなく、戦いの中で何かの異能に目覚めるわけでもなく、ただただ好きな女の子のことを思って駆け抜けたガロード。
ガンダムシリーズにつきまとう悲壮感とは無縁だったのは、彼のカラーが大きいです。
そのせいで、フロスト兄弟が道化なんだよなぁ。彼らが背負い込んでしまったものは、この世界の闇にあったのだけど、ガロードと噛み合っていないのですよ。ジャミルとは噛み合ったと思うのだけど。生まれや境遇も可哀想だけど、立ち回りも可哀想だと思います。ガロードの陽の気が強すぎたからだな。