あらすじ
「こんな結末、馬鹿げている」愛読書の最終巻に憤激したまま、世界最高の諜報員・ラプターは散った。だが彼が転生したのは、まさにその小説内の世界。最愛の令嬢を救うため”最強の読者”は謀略を開始する!
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感想
初めて救済したいと思ったボンドも真っ青な諜報員主人公が小説の中のヒロインを助ける。転生系の流れも汲みながら主人公のチート具合にも転生特典というものに頼らなかったのが自分的に目新しく思えた
恋愛脳としてはヒロインとくっついて欲しいがよくあるお嬢様のスーパー執事として主従関係を貫くのも良い。できればくっついて欲しいが。
続編があるかわからないが薄幸のロザリンドで出ていた王子が救済されたヒロインと出会う時どうなるかみたいし主人公の態度もどうなるか今から待ち遠しく思う
Posted by ブクログ
面白かった。後味爽やかなものを欲して、平積みを眺めたら”問答無用で面白い”と書かれた帯につられて、手に取った。イラストもわるくない。さっと、内容紹介文を見ると、どうやら異世界転生もので、バッドエンドのラノベをハッピーエンドに変える話らしい。しかも美形無双、ということで読んでみた。本当にスッキリします、悪もん全員にバチを当てる、こういうの好きです。しかも、主人公が変態で強すぎて美形。出てくる他の人も全員美形。どうやら続きもありそうなので、次巻が出たら読もうと思います。これは良い。
やっぱりラノベ受賞作は外れがなくて楽でよろしいな。
Posted by ブクログ
諜報員であった主人公が、悲劇で幕を閉じた小説の世界に転生して小説の主人公である少女を幸せへ導いてく話。
ただ、主人公がロザリンド様への愛が変態的な以外は滅茶苦茶出来る奴が故に障害が少なく思ったよりあっさり進んでいく。
敵側は小物っぽい感じ。ルイスはワイアットに仕えてさえいなければとも思うが本人が決めたことだしまあ仕方ないよね。
ロザリンド様に幸せになってもらいたいと思いつつも「薄幸のロザリンド」を作者は頭がおかしいと悪態を吐きながら読んでみたいと思った。