【感想・ネタバレ】ゴールデン街コーリングのレビュー

あらすじ

「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー〈マーロウ〉のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。北海道の田舎から出てきた坂本にとって、古本屋街を歩き、マーロウで文芸談義できる毎日は充実感をもたらした。一方で、酒に酔った店主・斉藤顕の横暴な言動と酔客の自分勝手な振る舞いには我慢ならない想いも抱えていた。そんなある日、ゴールデン街で放火未遂事件が起こる。親しくしている店の常連「ナベさん」は放火取り締まりのため見回りを始めるが、その矢先、何者かに殺されてしまう。坂本は犯人捜しに立ち上がるが――。ゴールデン街がもっともゴールデン街らしかった時代の、ひりひりする空気を切り取った珠玉の長編!

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nao

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青春真っ只中!

ナベさんを殺した犯人に対して、主人公はなにか復讐的な行動をとると思われたが、やさしい終わりかたで心が温まりました。ほろ苦さや葛藤もあるけれど、自分もこんな青春を送ってみたかったなと思いました。とても素敵な作品です。

#切ない

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2025年09月02日

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