【感想・ネタバレ】メンドリと赤いてぶくろのレビュー

あらすじ

洗濯されて庭に干されていた赤いてぶくろ。右手と左手がケンカをしています。もち主のゆうちゃんが右ききだから、自分のほうがえらくて立派なんだ、と右手はいばっています。――と、風が吹いて、右手は遠くに飛ばされてしまいました。そこで出会ったのが、若いメンドリ。オンドリのように「コケコッコー」と朝を告げたいという夢があるのですが、トサカがないメンドリは、鳴くことができません。「よし、りっぱな トサカになってやろう!」。赤いてぶくろは、はりきってメンドリのトサカ代わりになりますが――。

「自分のままじゃ、いけないの?」と悩むメンドリと、「立派って、なんだろう?」と考えるようになる赤いてぶくろ。
冬の日の偶然の出会いが、ふたりの未来を大きく変えます。

●小学校低学年の読み聞かせや、読書感想文にもオススメ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いばりんぼうの手ぶくろと、朝を告げたいメンドリが、本当の自分を見つける物語。
メンドリや手袋の生き生きとした表情が可愛いらしい。
表紙の絵を見て、メンドリと手袋が一緒に活躍するのかなと想像していたら思惑が外れた。
思い描いていた物語とは違ったけれど、いろいろ思い悩むようになる年齢の子から楽しめる絵本だと感じた。

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2021年11月13日

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