【感想・ネタバレ】君たちは今が世界のレビュー

あらすじ

六年三組の調理実習中に起きた洗剤混入事件。犯人が名乗りでない中、担任の幾田先生はクラスを見回してこう告げた。「皆さんは、大した大人にはなれない」先生の残酷な言葉が、教室に波紋を生んで……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもには、近くで話を聞いてくれる大人や、間違ったことをちゃんと間違っていると正してくれる大人の存在が必要だと改めて感じた。
また、この子はこういう子だからというレッテルを貼ることの危険性も感じた。
教室という1つの小さな社会の中ではなぜだかパワーバランスが生まれ、そのことにあの頃は疑問を持たなかったし、今となっては大したことないと思える。でもあの頃は確かにあの社会がすべてだったなと思った。

子どもは子どもで、大人ではないしなる必要もまだない。

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの世界がすべてだった学生時代。
気づきたくないことに気づきそうな予感。自分の本心が言えない。思っても行動できない。心のザラつきをなかったことにする。ひとりぼっちになりたくない。
自分にも確かにその瞬間があった。
そんな自分を恥ずかしく思い、目を背けていたなあ。

自分の弱さを人にみられることが怖かった。
自分で認めることが怖かった。

あの時間があったから、今の自分がいる。
弱さは必要だった。
と、大人になった今だからこそ言える。
広い広い世界にでて、あの場所はとても狭いものだった、もっと自分らしく居ていいと気づけたから。

今悩んでいるこども達にも伝えてあげたい。
これから世界はもっともっと広がって、必ず居場所はみつかる。
だから安心して大人になってねと。

『貴方の心が、本当は善いということを知っているから。』

『子どもにはできないこともあるでしょう。それでいいの。子どもは子どものままじゃないといけないのよ。』

『わかったと思いすぎないでくださいね。友達のことも同じ』

『好きなところを好きなように歩いていいのだ。』

0
2025年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

教室という狭い空間で作られた社会に苦しめられているのだなとつくづく思った。

学校も友達も大好きだったけど、時々教室に行くのが憂鬱だなと思うことがあった。学校以外の場を知らなければ、嫌でも逃げ出すことなんてできない。この小説に出てくる子供たちは、塾や学校外のコミュニティでは生き生きしていて、塾とか習い事でも子供たちが安心できる居場所になりうるのだなと感じた。学校以外にも居場所をつくることが必要な気がする。

あと感じたのは、良い意味でも悪い意味でも子供は親の影響を受けること。親が他の人を馬鹿にするような態度をとれば、その子供も真似る。作中に出てくる親は尊敬できるような親はあまりいなかったから、親の影響を受けるのは当然だと読んでいて悲しくなった。

0
2023年11月04日

「小説」ランキング