あらすじ
石化病メドゥーサの脅威から逃れるため、冷凍睡眠で未来に託された主人公たち。だが目覚めると、施設はいばらのツタに覆われていた。恐竜が歩き回り、次々に命を落とす仲間たち。世界はどうなってしまったのか……?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
体が石化する謎の伝染病が蔓延し人類は滅びに瀕した。
冷凍睡眠から目覚めたヒロイン・しずくの目に映ったのは蔦が生い茂り一変した世界。
一体自分が寝ている間に何が起きたのか?
世界はどうなったのか?
大切な人は無事なのか?
古城に監禁された面々はチームを組んで脱出を目指すのだが……
異形の怪物。蔦。ゴシックな古城。
生き残った人々はそれぞれ異なる意見や価値観をもち対立、反目する。
母性的な女性、無邪気な子供、権威主義の傲慢な老人に知的な学者肌……人種も性格もばらけた面々が数多の障害を突破して脱出を目指そうというのだから一筋縄でいくはずない。外側から襲いくる脅威にも増して内側に潜む狂気が伝染し、裏切り者はだれかと疑惑が渦巻く様は息苦しい程。
絵も凄く魅力的。
特に女性の造形がフェティッシュかつコケティッシュ。
岩原さんの絵は女の子の丸みを帯びた体にそこはかとないエロスを感じさせる。
けっして過剰な露出ではないが、しずくが慄く表情や不安に怯える表情にはグッと訴えて掛けてくるものがある。
しずくと謎の男・マルコのじれったく初々しい関係にも注目。
粗暴なマルコを警戒していたしずくが、彼の叱咤を受けて次第に心を開いていく姿が本当に可愛くて萌える……!
人間関係の深まりや変化を丁寧に描写しながら、一方で容赦ない殺戮や恐怖を描くからこそ否応なく緊迫感が高まる。是非とも一気読みしてほしい作品。
Posted by ブクログ
石化する不治の病「メデューサ」の為コールドスリープについた人々が目覚めた時、世界は怪物たちが支配していた…。
最後のどんでん返しが秀逸な物語。
Posted by ブクログ
映画化もしているので知ってる人はかなり多いのではないでしょうか。
岩原 裕二の作品では地球美紗樹と並んで好きな作品です。
少々細部の設定に荒さがあったりもするのですが(これは岩原作品全般に共通ですが)、世界観がかなり練りこまれています。
絵は言わずもがなめちゃめちゃ上手いです。
ティムかわいいよティム
Posted by ブクログ
祝映画化。
節操なく漫画本を買い漁っていた時期に店頭で手にしたのがきっかけで、この作品を知ることとなった。
何気なく表紙と帯のみを見て購入したものが、その後全巻通して購入、カスミのフィギュア付き限定版まで買う羽目になった作品である。
作者のクリーチャー描写に唸りつつ、張り巡らされた謎が解き明かされていく快感に酔ったり驚いたり。
楽しませてもらいました。これぞエンタテインメント。
ハリウッドにこんなB級映画があったら最高じゃないですか(笑)。
Posted by ブクログ
映画の公開もありましたが、私のオススメは断然原作!!
カスミは可愛いし、キャサリンさんはステキだし、ティムも可愛いし、何よりマルコさんがカッコイイ――っ!!!
声が森川さんなのも嬉しいvv と言っても、本だと関係ないですけどねf(^_^;)
血がドバドバ出たり、内臓ぶちまけたり、頭食われたりするのが平気なら読んでみるのもいいかも。
私はとりあえず二回読みました。忘れた頃にまた読みたいです。
Posted by ブクログ
DARKER THAN BLACK 黒の契約者で岩原裕二さんを知って、コミックを出されてるとの事で購入。
って何と映画化されるって帯に書いてます!なおさら読んでおかないと。
読ドク。
序盤のソリッドシチュエーション感がスゴい好きっ。
『登場人物は全員、石化しちゃう不治の病に犯されてる。治療法が見つかるまでの間コールドスリープする事に。目覚めると周りはモンスターだらけ。逃げなきゃ食べられる。逃げても病気は止まらない。』
ああああぁ。スゴい。悪夢だよね。
とりあえず1巻は、最初のセーブポイントまでパーティが移動した所で終了。まだまだ先が流そう
Posted by ブクログ
表紙をみればわかります、なんといい化けもの(^o^)1巻なんて序の口です、これからもどんどん化けものがたくさん暴れ出て動いてくれます。GWには映画も公開されるらしいです。今から化けものがたのしみです!!
Posted by ブクログ
原因不明の事故、謎のモンスター、不治の病、脱出活劇のワードと表紙に惹かれて購入。
物語前半はサスペンスホラーチックで、後半は伏線回収でSF調と雰囲気が変わります。展開は全6巻ということもあり若干早い。
登場する女の子も可愛いですが、絶叫や怯えた表情が多くて、これはこれで…
映画化もされているけどおおまかな設定以外は全くの別物になっています。
Posted by ブクログ
所有
ホラーだと思っていたらミステリーだった。
きちんとオチを用意してから物語を書くと、やっぱり面白いと思う。
オチを考えずになんとなく複線らしいものをつけて突き進めている物語も、それはそれで面白いけれど、やっぱりきちんとした構成でやる物語の方が好み
Posted by ブクログ
作者の意図するような、B級映画のような展開で面白かった。
伏線が見事に解消していくところは素晴らしい。特に最終巻は完璧。
難点を挙げるとすると、アクションシーンがやや分かり難い所でしょうか。
作品の性質上、一気読みをお奨めします。
1巻ずつ読むのと通読じゃ全く感想が違ってくるかも・・・
Posted by ブクログ
話としてはよくある近未来パニックものですが、この作者の絵のタッチが独特の魅力をこの作品に与えています。
一本一本の線がハッキリした絵は、荒々しいキャラクターをより豪快に、かわいらしいキャラクターはより繊細に表現しています。
またタイトルにもなっている「いばら」についてこの巻ではほとんど触れずに、謎の生命体の脅威の描写に終始しているところはうまい伏線の扱い方だなあと感じました。
Posted by ブクログ
【1~6巻(完結)読破】
設定に惹かれ、劇場版が気になったので、原作全巻読み。
――謎の石化病"メデューサ"の治療のため、コールドスリープの眠りについた主人公カスミが目覚めたそこは、異形の化け物といばらの巣窟だった――
絵はお上手です。が、途中どうなってるのか、貧弱な私の目では状況が理解できない場所が…。
臨場感があり、戦闘シーンは見ものです。前半は展開が気になって、ハラハラしました。結末は、さもありなんという感じです。
カスミは可愛いし、何よりマルコがカッコよすぎる!
Posted by ブクログ
全6巻、完結済。
映画の宣伝のTVCMを見てかなり気になって、店頭に在庫があった為、購入してしまったという…ある意味、衝動買いな本w(^_^;)
絵も好みだし、グイグイ引き込んで行くストーリー展開も素晴らしい!
ラストはちょっとご都合ハッピーエンドな気もしなくはないけど、まぁ…これもアリだって感じでしょうかねぇ?
マルコさんはカッコイイし、かすみちゃんは可愛いし、怪物は恐竜系が多かったし…大満足な本でした♪
Posted by ブクログ
劇場版が大変気に入ったので原作を購入。
先の読めない面白さという点では半減してしまっていますが、安定した作画と勢いのあるストーリー展開でワクワクしながら読めました。
劇場版との違いを楽しみながら読んでいこうと思います。
Posted by ブクログ
化物の蔓延る孤島の廃城からの脱出、更に主人公達には石化の病という恐怖も付き纏う。全6巻。
絶望的状況の連続にハラハラします。
オチに若干やってしまった感が見受られますが、それも含めて作者の意図した「B級」なのでしょうか。
Posted by ブクログ
あらすじ
発病すると全身が石化し死に至る奇病メドゥーサ。
対処法も見つからない奇病の患者を少しでも救う為に
世界中から抽選で選ばれた160人の患者が
古城を改造した施設で冷凍睡眠につくことになる。
主人公は双子の姉、シズクを残し眠りについた少女、カスミ
しかし、治療法が見つかるまで醒めることのない眠りが突如さえぎられた。
目を覚ました彼女の前に現れたのは
無数のいばらと異形のモンスターであった…
全6巻、エンターブレインのビームコミックスから発売中
コンセプトはB級カルト?SF映画だと言う。
実際終始それに徹し続けているが
・・・いや100本以上B級映画を見たけど
そこらのB級映画よりも緊迫感があって面白い。
複線の量と張り方と
それを拾い上げる構成能力と
展開の陳腐さを持ち上げる
キャラクター造形がとても良い。
画面全体が黒いのはベタの量が相当だから。
力強い絵だと思う。
まあ落ちは好き嫌いが分かれるか・・・
嫌いじゃないけど、いまいちな気がしないでもない
それもB級映画らしさと言ってしまえばそれまでか〜
納得いかない部分と、気になる部分は黙殺しときます。
こう言う漫画も読んでおくと良いと思う。
・・・なんだ、このあとがき漫画
キャラが可愛い・・・うん
あとアリスのモチーフは
やっぱり使いやすく
崩さなければ、物語の柱にもなって
すごいと言うしかない
キャロルに感謝〜
Posted by ブクログ
緻密だけど勢いのある絵が魅力です。それから、読者を引き込むストーリーテリングも見事。
その分大オチがちょっと今ひとつかな? とも思いましたが、B級アクションを目指して描いたとのことなのでまあ、そのとおりなのかな。
女の子が頑張るアクション好きにお勧めです。
Posted by ブクログ
続きがどうなるのか凄く気になる作品。
石化病という感染して6週間で発作を起こし 発作から6時間で細胞が石化してしまうという 恐ろしい感染病。
その治療法はまだ見つかっておらず
治療法がみつかるまで選ばれた僅かな人がお城で冷凍睡眠して再び目が覚めるのを待つことになったんだけど
次に目が覚めたときは お城はモンスターばかりの荒れ果てた廃墟になっていた
という感じのお話です((゚A゚))
目がねっこの主人公かわいいですよ´∀`*
Posted by ブクログ
現4巻。
王道をしっかり踏まえてるためか、読んでてモンスターパニック物の洋画を観ている気分。この洋画気分はメタルギアソリッドのムービーを観ている気分にも似ている。まあ、何はともあれメガネっ娘萌え。
この一言に尽きる漫画だと思います(笑)
Posted by ブクログ
うむ。凄くこう、ゲーム的、というか、映画的な設定の漫画だなあ、と思いました。1巻を読んだ時点での感想ですが。
いきなり、謎だらけの状況にほっぽり出されて、何故に自分はこんな状況にいるのか?こっからサバイバルするにはどないしたらええんか?って感じ。
映画でいうなら、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「CUBE」的感じかなあ、と。
ゲームでいうなら、主人公が逃げる事しかできない「バイオハザード」か「ディノ・クライシス」的感じかなあ、と。
作者の岩原さんは、前書き的文章で「ノリとしては低予算のハリウッド映画みたいな感じ」ということを言っておられましたが、これ、ガチで、低予算ではなく、結構な超大作的な感じで、ハリウッドで映画化したら、相当おもろいんちゃう?って思いましたね。
物語のプロット、相当しっかりしてると思います。脚本はバッチリ、って感じ。なら後は、監督の舵取りと、カメラワークと、CGと俳優さんの演技がツボにはまったら、相当におもろい大作映画になりそうだなあ、とかね、思いましたね。偉そうな言いかたでスミマセン、、、ですが。いやでも、絶対、おもろい映画、できそうだなあ~。邦画のイメージではないな。絶対、洋画で制作して欲しいなあ。
主人公含めた登場人物は、いきなりの茨と恐竜?みたいな怪獣に襲われる状況でもあり、絶海の孤島的な場所から脱出できるんか?的な状況でもあり、メデューサ病という致死の奇病に侵されていて、今にも病気が進行しつつある状況でもあり、いわば二重苦三重苦。うむ。パニック作品として、正しいてんやわんや状況。こっからどうするのよ!?という緊迫感はバッチリです。
登場人物のキャラも、ばっちり立っている。
メガネっ子の可愛い、守ってあげたいぜ!的存在の、健気な女の子主人公。
刺青やさぐれヤンチャ男前の、謎多きダークヒーロー的男。
気は優しくて力持ち、チームの和を大事にしたいぜ的黒人男性マッチョガイ。
自分中心俺がエライ。他人には常に文句と批判をモットーに的おっさん上院議員。
母親的な母性で男の子を守りたい病気の進行怖いよ女性&その女性とセット的ポジションの男の子。
ガリ勉タイプの線は細いよでもこういうキャラは重要だよねなメガネ君。
で、茨を操る?謎の不思議ちゃん少女。あと、恐竜?たくさん。
うーむ。物語の始まりとしての掴みはバッチリですね。
さーてこっから、どう話は展開していくのかなあ?物語の始まりを告げるには、素晴らしく見事な始まりの1巻、という感想です。
Posted by ブクログ
2巻まで読んだ。
原因不明の病気の治療法が分かるまで、コールドスリープで眠っていた人達が目を覚ました。
するとそこは変わり果てた施設の世界が……
恐竜っぽいものは登場するし、誰が味方かもわからない状況下で、人が死んでいく……
そんな漫画
まだ謎がたくさんありすぎて、この先どうなっていくか気になる
Posted by ブクログ
・はるか昔に読んであまりにも不可思議な内容にはいりこめなくて理解できないまま放置してた作品
・今はもう家の本棚にはないので読み返せないのが口惜しい
Posted by ブクログ
身体が石化する奇病に冒された主人公たちは、未来に望みを託してコールドスリープカプセルへ。しかし目覚めた彼らが見たのはいばらに覆われた廃墟だった……?
Posted by ブクログ
ダークホラー漫画? らしいのですが、ホラー苦手な私が読めたので、描写的にはそんなに怖くないと思います。ただ、心理的に追い詰められていく怖さがあります。