【感想・ネタバレ】黒猫ニャンゴの冒険６ レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指しますのレビュー

篠浦知螺 / 四志丸

アツーカ村の危機をなんとか救ったニャンゴ。
元冒険者だったレイラもパーティーに加わることになり、新生チャリオットは新たな目標を決める。
それは旧王都に広がるダンジョンへの挑戦だった。
それに向け、ニャンゴは新魔法の研究。
兄フォークスは土魔法での故郷の復興とそれぞれの準備を進めていくのだったが、そこにミリアムの故郷の危機が知らされ――。
ニャンゴを取り巻く様々な人々の再出発を描く、猫人の異世界冒険譚第六弾！

[ブクログ · ★★★★★]

レイラを加えた新生チャリオット。
旧王都の地下にあるダンジョンを目指し準備中。拠点をイブーロから旧王都へ移す予定。
ニャンゴは用途不明のおそらく気体を出す魔法陣をもらい調査。
アツーカ村ではカリサ婆ちゃんの弟子となったキンブルが意外な成長。
村長の孫のミゲルは厳しい現実を知り騎士団の訓練所で筋肉の鍛錬。
ジェロは魔法の特訓で威力を上げ、ルアーナは再び冒険者を目指す。
チャリオットはオーガ討伐の依頼を受けミリアムのいた村で調査するが見つからず、森に入りドルードトレントを討伐する。
それぞれが新しく出発する。

[ブクログ · ★★★★☆]

―物語展開について
　今までと違って展開としてはトーンダウンを感じた。ダンジョン攻略に対する準備回として始まり終わる。誰かが強くなったり何かしら攻略の糸口もしくはダンジョンに纏わる情報が小出しでもいいから出てきてほしかった。
―猫人の弱さが露呈
　この世界の猫人は「猫らしくありすぎる」ことで向上心みたいなものが欠如しているのが厳しい，田舎生活ですらままならないのに都市部に出たら悲惨な結果しかないよな。そしてより良い未来へと行動をしないのがデフォルトだから，これからニャンゴが猫人待遇改善に動くのかは分からないが希望の星であることは確かなので，せめて他の種族と対等くらいには持っていってほしい
　

[ブクログ · ★★★☆☆]

面白かった。前回もふ少なめ感あったが、今回はもふもふ
ニャンゴのばあちゃん愛が弾ける６巻。
そして、レイラさんがチャリオットに加入、
しかもゴリゴリの前衛。
読んでる時の私のレイライメージは実は茅田ルゥ的な
黒髪ストレート長髪で、まあルゥほどの神感はないが、
なにせかわいい妖艶というか、、くっそ強い感じ。
挿絵レイラがくりくりとしてかわいすぎるのがピンとこないが
まあ、気にしない。ラノベに挿絵がウザいとおもっている年寄りなので
ラノベの意味よ（笑）
ていうか、挿絵があることがラノベの条件なら、
この前読んだ『猫の刻参り』もラノベの条件を満たしていると、、（おい）
ともかく、フォークス、ミリアム、ミリアムの家族、ジェロと
猫人改革がすすむ本作
ただ、ダンジョン攻略を楽しみにしてたが、次回にもちこされた、
焦らされる！！