【感想・ネタバレ】涙雨の季節に蒐集家は、 夏に遺した手紙のレビュー

あらすじ

大学を休学中の青音(あおと)は、第二の故郷旭川で自分の居場所を見つけた。
バイト先は、人生の最後をコーディネートする葬儀社、ミュゲ社だ。
ある日、同僚の勇気と朱鞠内湖湖畔でキャンプをしていた青音は、
放置車両に遺体を見つける。
遺体は失踪した悪役プロレスラーだった。
車には指輪が遺されていたが、彼の妻の指には合わず……。
ほか、遺された愛犬、学者の父の秘密の遺産など、
想いに泣けて謎に震える、遺品整理ライトミステリ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 大学を休学して第二の故郷である旭川で葬儀屋のバイトをする青音。同僚の勇気と湖畔でキャンプをしていたが、放置車両の中に遺体を発見した。その遺体は悪役プロレスラーの雄大で、雄大は突然姿を消して行方不明だった…

 最初、遺品の指輪が出てきて奥さんの指には嵌まらないと判った時、不快な気持ちがありましたが、徐々に理由が解明されていった時には切なくなりました。本当の指輪の送り主に渡せて良かったです。

 幼馴染の菊香との再会も、青音にとっては当初不快な再会だったけれど、ちゃんと話して和解した時、ようやくホッとできる相手が出来て親目線でじんわりしちゃいました。

 そして、不穏な動きをする紫苑。まだ紫苑に対しては何かある様ですね。

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2022年02月15日

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