【感想・ネタバレ】おっさんたちの黄昏商店街のレビュー

あらすじ

ただ、優しくて――笑いと涙が溢れてくる。
“昭和"が大好きなおっさんたちに、レトロな男子と奔放な女子高生が加わって、町おこしが始まった。
ザ・昭和な「映画館」「角打ち酒場」「歌声喫茶」などを舞台に綴られる、切なくも心温まる恋と人情の連作集。

廃れゆく商店街をなんとかしようと独り身のおっさんたちが「町おこし推進委員会」を結成したが……。
自らの過ちで娘を死なせた裕三は、二十数年の間、苦悩の底にいた。
いまや絶滅危惧種ともいえる謎のおっさん源次は、生死の狭間でもがいていた。
そして、平成生まれの高校生だけど昭和が大好きな翔太と幼馴染の桐子。
翔太は、レコード店の七海に恋をするが……。
それぞれが自らの弱さと向き合いながら、支え合い、真っ直ぐに生きる「昭和ときめき商店街」の仲間たち。その絆は、町おこしを通じて深まり輝いていく――。
その絆は、町おこしを通じて深まり、輝いていく――。◎解説=池上冬樹

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 昭和には人間の匂いとかぬくもりとか情念とか、人間らしさが今よりも鮮明だった。貧乏だったけど、人間の活力、エネルギーが満ちていた。 池永陽「おっさんたちの黄昏商店街」、2021.4発行。鈴蘭中央商店街を昭和ときめき商店街に変えようとする人々の熱い思いを描いた物語です。カチューシャ、トロイカ・・・、歌声喫茶の場面もあります。ロシアのウクライナへの蛮行がただ、ただ情なく、一時も早く侵略をやめるように!

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2022年06月06日

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