あらすじ
死と向き合うことで、
自分はどう生きるべきかということが
浮かび上がってきます
格差社会と言われる中、誰にでも「平等」に訪れるもの――それは「死」です。
どんなに健康を保とうと努力しても、「死」は万人が受け入れざるを得ない“宿命”なのです。
あなたにとって「死」のイメージとはどんなものでしょうか? やはり怖いものですか?
死ぬ前・死ぬとき・死んだあと――いったいどんなことが起きるのでしょうか?
そもそも死ぬことは不幸なことなのでしょうか?
誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となります。「死」を考えることは「生」を考えること。
三大宗教をはじめ、多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界の考察。
巻末には、釈徹宗氏との対談も収録。読者の皆さんからの「死」をめぐる質問にお答えします。
■はじめに
■第1章 そもそも「死」って何だろう
■第2章 人はなぜ死ぬのだろうか
■第3章 宗教でこんなに違う「死生観」
■第4章 「死ぬとき」に起こること
■第5章 「突然の別れ」と向き合う
■第6章 「死」をめぐる質問にお答えします
■おわりに
■コラム 世界のお葬式から
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Posted by ブクログ
「この人がこんな本出してる!」と気になった『池上彰と考える 「死」とは何だろう』(池上彰)。
【死】に関する本を読むなんて今回が初めてです。
読んでる本や雑誌の中に「出てきた!」っていう事はありますが。
宗教じみた書き方をした本が嫌で、
「このタイトルはアブナイだろうアンテナ」を常に張り巡らせ、
万が一、内容的にそれに当たってしまった時はパチーンと閉じて何事もなかったかのように戻します。
しかし、今までテレビで著者を見て、説明を聞いてきた感じでは
「この人はそういう人じゃなさそう」と思ったので、
「よし、読んでみよう!」と。
読んでみて、
主に以下4点でめくる手が止まらなくなり、メモまでしちゃいました…。
◆細胞の自発的な死=アポトーシス
→ 「種の絶滅を防ぐために生まれた」というスケールのデカさにびっくり。
◆各国のお葬式事情
→どれを読んでもあらゆる意味で「えええ」
◆スティーブ・ジョブズの死生観スピーチ
→ 「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せ。」という言葉がいろんな意味でグサッ。
◆東日本大地震での「あいまいな喪失」に関する取材。
→「遺族に対するケアとは何か」の例をいくつか知れましたが、それを考えるよりも読みながら泣いている時の方が長かった気がする。
…と、こんな感じです。
「知れて面白い」「悲しいけれど、無知から一歩離れられて良かった」が混在していて、複雑なキモチです。
しかし「この本を取ってよかった」とは思ってます。