あらすじ
十一歳の優良はある晩、眩しい光を放つ川に呑み込まれ、目覚めると異世界の帝国アナトリアにいた。保護してくれたのは五歳年上の少年――アナトリアの第二皇子エルトゥール。優良は、数百年に一度現れ国に豊穣と安寧を与えるとともに皇帝の妃となる『神の愛し子』だと巫女に宣言されたものの、特別な力などない。役立たずの愛し子と周囲から囁かれる優良を、エルトゥールは「俺が妃にする」と守ってくれた。やがて五年の歳月が流れ…。
...続きを読む感情タグBEST3
題を読めば内容がわかってしまう
よくある設定ですが、もう一つ深掘りされていないというか…
そもそも何故ゆらはこの世界に来たのか?
選ばれた理由は?
ギョクハンとエルトゥールの確執もさらっとしてるし、謀反も中途半端。
誘拐されても、ハラハラドキドキ感も無く。
上手にまとまっているようですが、読後満足感がそれほど無いです。
全体的にはすごく良い雰囲気でまとまっているようなんですが、
いまいち私には合わないようでした。
攻めは受けを大事にしているし、受けも素直で頑張り屋さんですが、
なんとなく全てが淡々と進んでいる気がして
まあこんなもんかな、という読後感でした。