【感想・ネタバレ】遺跡発掘師は笑わない あの時代に続く空のレビュー

あらすじ

奥多摩キャンプ場の傍の「森の縄文博物館」を訪れたカメケン一行。所蔵品の素晴らしさに驚嘆するが、若い館長から経営が困難で品を手放さねばならないと相談され――忍が考えた起死回生の一手とは!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集は命の危機に瀕するようなハラハラする展開がほぼないので安心して読める。
無量の過去話は必ずしも明るい話ではなかったけれども、どん底から今の無量になったいきさつが分かる貴重な掘り下げ過去話だったので、興味深かった。

また忍ちゃんがノリノリで縄文カフェに着手したのも、安堵材料に。
彼の最近の精神的負担は計り知れないので、他のことに没頭できて、しかもちゃんと仕事して楽しんでいる様を見ると安心できるというか。

銅鐸に銅剣に縄文土器。
個人的に大好きな遺物が多数登場するという意味でも興味深い一冊だった。

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2022年05月14日

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