あらすじ
『不苦の良薬』――苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高。
後宮の官女・英鈴は、そう志して女だてらに薬師を目指している。
ある日、後宮で薬茶を売り始めると、珍しい処方に興味を持った皇帝から呼び出される。
すると、「甘党の余のために、苦い薬を飲みやすくしてほしい」と、皇帝専属のお薬係に任命された。処方を気に入られた喜びも束の間、妃に昇格すると言われてしまい……?
「私が目指しているのは、妃ではなく薬師です!」
皇帝のお気に入りが「おいしい処方」を掲げて活躍する、中華おくすり物語コミカライズ第3巻!
感情タグBEST3
危地
蓮州の苦渇病を収めて後宮に戻った英鈴ですが、後宮というのは一筋縄ではいかない、厄介なところですね。
王淑妃の存在は面白く、ホッとするのもつかの間、英鈴の名を騙った危険な安眠茶が後宮に出回り、英鈴に疑いが。
5人目の妃の噂とか、呂賢妃・黄徳妃の態度とか謎で、続きが楽しみです。
不穏過ぎる後宮…の中に入り込んだ薬師として身を立てたいヒロイン…。
ヒロインの立ち位置的に薬を扱うことがメインなので通常の後宮ものとは少し違いますかこれでもかという女の園のドロドロだらけでスッキリとした読了感はありませんが、これからどうやって立ち向かっていくのか続きが気になります…!!
絵柄もとても丁寧でかわいらしいです。