【感想・ネタバレ】本性のレビュー

あらすじ

他人の家庭に入り込んでは攪乱し、強請った挙句に消える正体不明の女〈サトウミサキ〉。別の焼死事件を追っていた刑事の元に15年前の名刺が届き、刑事たちは過去を探り始め、ミサキに迫ってゆくが…。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

サトウミサキによって、翻弄される男たち。
なぜこの男に?と思う男ばかり。
結婚詐欺、ハニートラップかと思うが、違う。彼女の目的は?

写真とレポートを呈示され、次々に過去が暴かれる。直接手を下すことはほとんどない。
何かあったとき、あの事が原因かと思わせる材料を先に見せるという方法。
男性陣の本性は暴かれたが、サトウミサキの姿はまだぼやけているような、つかみきれない部分も。
真人は、彼女を追い詰められるのか…と思ったら終わってしまった。
続きはあるんだろうか?
いつか描かれるんだろうか?
伊岡瞬さんの作品、他のも読んでみたい。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

謎の女『サトウミサキ』に翻弄されたり恐怖に陥れられた人たちの視点で楽しめ、ますます『サトウミサキ』の謎が深まる。半分以上がそいいった話で、後半から解決編になるため刑事の活躍が薄いようにも感じたのが残念…というか、もっと読みたかったという個人的感想。警察の事情で事件を軽視されたことが始まりか…ミサキの母と安井が肌を合わせるという描写は『サトウミサキ』が誕生するうえで必要だったんだろう。中学のイジメ描写が酷すぎて、これは恨まれてもしょうがないなと思いつつ、外で行われるイジメをどう止めたらいいのか、大人は無関心ではいけないけど、恐怖を感じてしまうだろうし…といろいろ考えさせられた。

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

40歳独身の梅田尚之がお見合いパーティで出会ったサトウミサキという女性。デートを重ねて高額なプレゼントや旅行を贈り結婚の約束をするが、だんだんとミサキの態度が変わり始め…。
一章では婚活パーティーに参加する梅田尚之、二章ではファミレスでバイトする小田切琢磨、三章では認知症の高齢者・青木繁子、同窓会に参加するバツイチ女性・小谷沙帆里の前に現れるサトウミサキ。空き家で起きた火災で男性1人が亡くなった事件を追うベテラン刑事・安井と若手の宮下。
サトウミサキの正体は安井の過去と繋がっていた。ミサキの動機や行動はある程度理解できるけれど、結末は個人的には正直すっきりしないような微妙な感じだった。

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかったし、少しの隙間時間で読み進めるぐらい読む手も止まらなかった、が、さすがに結末が読者まかせすぎて、拍子抜け…。ほんとにこれで終わり?上下巻だっけ?続きがある?と読み終わってすぐに色々調べたけど、どうやら本当にこれで完結らしい…まじか…。最後まで面白く読めただけに残念すぎる…。せめてサトウミサキについてもう少し深掘りしてほしいし(カタカタ書きで漢字をあえて最後まで出さなかったところとか。浩紀との関連性がわからないように、まさかそれだけ?)、安井の最後、宮下がサトウミサキに迫る展開とか、少なくとも後1章は書けたやろ…。拍子抜けランキング暫定第1位です。でもおもしろかった。伊岡さん他にも読んでみようかな。

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

気になって2日くらいで読み終わってしまった。最初はサトウミサキの目的が全然わからなかったけど、だんだんともしかして??とはなっていった。最初は梅田?がただのくずの短編かと思った笑 さほりんも衝撃だった!まさか梅田の相手だったとは、、なかなか癖のある人間な感じはしたけど、最初の印象とは違うなーって思った。面白いと思ったのが、梅田が自分は小綺麗でそれなりの見た目くらいに書かれていたけど、小田桐からしたら髪の薄い年相応のただのおじさんなんだなって。自分と相手の印象の違いを改めて感じた。だんだんとサトウミサキの全貌がわかってきたけど、最後はなんだかあまり納得できなかった。結局復讐とは言え、くずたちに興奮材料があるということなの??安井さんが死んでしまうのは残念だった。宮下はすごいね。私ならとっくに辞めちゃう。そして勝手に宮下を宮下草薙の宮下で再生しちゃってた。

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2024年08月25日

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