あらすじ
他人の家庭に入り込んでは攪乱し、強請った挙句に消える正体不明の女〈サトウミサキ〉。別の焼死事件を追っていた刑事の元に15年前の名刺が届き、刑事たちは過去を探り始め、ミサキに迫ってゆくが…。
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Posted by ブクログ
とにかくエロシーンが多い
ネタバレ
サトウミサキといういくつもの男を虜にさせる魅惑の女による、中学校でいじめられて自殺未遂をした弟・浩紀の復讐劇
4人の浩紀に関わった者たちと2人の刑事の視点で物語が進む。
とくに3人目の青木繁子の章が衝撃的
認知症っぽいおばあちゃん・繁子の家に孫の嫁・茜とサトウミサキが世話しに来る
繁子は息子・一彦はどこに行ったのかと度々尋ねるが、答えは帰ってこない
繁子だと思っていた人物は実は一彦であり、一彦は繁子を殺害して地下に埋め、繁子になりきって生活していた
一彦は居眠り運転で孫を殺し、自分は生き残ったことを繁子から散々責められた(繁子は息子には厳しかったが孫にはとても甘かった)そこで精神を病んだマザコン
Posted by ブクログ
続編が出るであろうシリーズ、「サトウミサキであった」にルビが振ってある。続編ですごい伏線回収が予想される。本性自体は読みやすくどんでん返しもないが、読みやすく、続編に期待
Posted by ブクログ
序盤は中年男性、フリーター男性、高齢女性などそれぞれのストーリーが描かれ、サトウミサキという女性が軸となり繋がっていることがわかるも、その真相は見えない。後半では、宮下と安井という刑事コンビの視点からある殺人事件の捜査を追うが、これが前半のそれぞれの人物、そしてサトウミサキに結びついていき、ある意味解決編のような形で、ラストに近づくに従い一気に読んでしまった。
サトウミサキによる、弟をいじめていたメンバーへの敵討ちのような格好だが、その関係は複雑に絡み合い、ミサキ自身にも抗えない「本性」があることが伺えるなど、ストーリーの奥底に潜む黒いものが見え隠れする点は、「代償」にも通ずるものがあると感じた。他の作品も読んでいきたい。
Posted by ブクログ
サトウミサキによって、翻弄される男たち。
なぜこの男に?と思う男ばかり。
結婚詐欺、ハニートラップかと思うが、違う。彼女の目的は?
写真とレポートを呈示され、次々に過去が暴かれる。直接手を下すことはほとんどない。
何かあったとき、あの事が原因かと思わせる材料を先に見せるという方法。
男性陣の本性は暴かれたが、サトウミサキの姿はまだぼやけているような、つかみきれない部分も。
真人は、彼女を追い詰められるのか…と思ったら終わってしまった。
続きはあるんだろうか?
いつか描かれるんだろうか?
伊岡瞬さんの作品、他のも読んでみたい。
Posted by ブクログ
謎の女『サトウミサキ』に翻弄されたり恐怖に陥れられた人たちの視点で楽しめ、ますます『サトウミサキ』の謎が深まる。半分以上がそいいった話で、後半から解決編になるため刑事の活躍が薄いようにも感じたのが残念…というか、もっと読みたかったという個人的感想。警察の事情で事件を軽視されたことが始まりか…ミサキの母と安井が肌を合わせるという描写は『サトウミサキ』が誕生するうえで必要だったんだろう。中学のイジメ描写が酷すぎて、これは恨まれてもしょうがないなと思いつつ、外で行われるイジメをどう止めたらいいのか、大人は無関心ではいけないけど、恐怖を感じてしまうだろうし…といろいろ考えさせられた。
Posted by ブクログ
40歳独身の梅田尚之がお見合いパーティで出会ったサトウミサキという女性。デートを重ねて高額なプレゼントや旅行を贈り結婚の約束をするが、だんだんとミサキの態度が変わり始め…。
一章では婚活パーティーに参加する梅田尚之、二章ではファミレスでバイトする小田切琢磨、三章では認知症の高齢者・青木繁子、同窓会に参加するバツイチ女性・小谷沙帆里の前に現れるサトウミサキ。空き家で起きた火災で男性1人が亡くなった事件を追うベテラン刑事・安井と若手の宮下。
サトウミサキの正体は安井の過去と繋がっていた。ミサキの動機や行動はある程度理解できるけれど、結末は個人的には正直すっきりしないような微妙な感じだった。