感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
日本で「戦後≒平和」と呼ばれる時代にも、世界各国で戦争は起きていた。現代史の中で起きた戦争を追いかけながら、現在と未来をいかに生きるべきかを説いている。巻末にはネトウヨへの容赦ない批判が書かれているが、たぶん池上彰の本を読む人はアンチネトウヨ思想であり、当のネトウヨはそもそもこういうリベラルな本は読まないよな……
Posted by ブクログ
日本共産党は1955年に路線転換するまで武装闘争を肯定していた(p.60)。このことが「中核派」「革マル派」、連合赤軍などを派生させたとすれば、日本共産党はテロ組織のインキュベータであったということか?
中韓が「反日」を止められないのは「自力で独立を掴み取っていないから」。日本軍と戦って独立を勝取ったという神話を作るために日本=悪でなければならない。
韓国政府の正当性を維持するためにも、民族性(アイデンテティ)を維持するためにも徹底した反日教育が必要となっている。中国も共産党による独裁国家。政府の正当性を維持するには、「日本軍(敵)と戦って追い出し、人民を解放した正統な支配者」だという歴史が必要だった。
パレスチナ問題は第一次世界大戦でイギリスがユダヤ人に居住地区建設を約束していたから生じた。ユダヤの大財閥・ロスチャイルド家から戦争に必要な資金を得るためである。
戦争の勝利体験が、次の戦争の失敗を引き起こす。これは日本でも(日清・日露戦争)、アメリカの(第二次大戦、湾岸戦争・イラク戦争)でも歴史が語っている。
「戦争をどう総括するか」。日本とアジア周辺国との摩擦、アメリカが中東に蒔いて地球上に飛び散っている火種。バックミラーに映る風景(過去)から未来を予想する(正しく舵取りをする)ことが大切だと閉める。
Posted by ブクログ
近現代の戦争について原因や背景、結果をわかりやすく解説しており、戦争から何を学ぶことが出来るのか、歴史から何を学ぶ必要があるのかという視点を獲得出来ます。
中東やアフリカの部分で短い紙面に内容を詰め込み過ぎて、文章の流れが良くなく読みにくい部分があるものの、全体的に読みやすい本でした。
結論での「本当に怖いのは異常な独裁者ではなくそれを支える国民の熱狂である」という指摘は、インターネットで誰もが意見を発信出来るようになった昨今において重要な指摘だと思います。
Posted by ブクログ
ドイツの自動車ナンバープレートは「SS」を選べない。
基本法≒憲法州は代表に作らせた。
与党が改憲を訴えるのは日本のみ。
アメリカが行ったこと。
財閥解体、競争で経済発展。
中間層を育て内需拡大し、外国侵略を考えさせない。
女性参政権。
キューバ 米軍グァンタモ基地
1898年 米西戦争の勝利の遺産
実質植民地化がソ連の介入、
カストロとキューバ危機へ発展
冷戦終了
物理学者や数学者が金融界へ
マネーゲーム、リーマンショックへ
インターネットの解放へ
社会主義の労働者が資本主義社会へ
世界的デフレへ
ベトナム戦争後の報道規制
ピンポイント爆撃は命中した映像しか公開してない
戦争はメディアを育てる
パレスチナ問題
イギリスの多重外交
ユダヤ人国家/アラブ独立国家/オスマン帝国分割
ヒトラー
まっとうな民主手続きから生まれた
本当に怖いのは、
異常な独裁者よりそれを支える国民の熱狂
第二次世界大戦後の軍事衝突
原因は第二次世界大戦の戦勝国