【感想・ネタバレ】旦那が突然死にました。のレビュー

1,540円 (税込)
770円 (税込) 12月18日まで

3pt

あらすじ

【今日、あなたの大切な人が死んだら? だれもが経験する「大切な人の死」と真正面から向き合った、泣けて笑えるコミックエッセイ】

~結婚4年目、愛する夫が突然死んだ。
3歳と1歳の子どもを残して。
なんの予兆もない晴天の霹靂だった~

夫の突然すぎる死とその後の日々を綴った話題のブログ、待望の書籍化!


心が引き裂かれる痛み、悲しみ、
当たり前の日常を失った絶望。
生きている意味もわからない、
希望も見えない……。
自分の生き方を模索する一年目。

仕事復帰、
過酷なワンオペ育児と子ども達への苛立ち……。
大きな仕事への挑戦、プレッシャーのなか、
初めて子どもの道連れを考えた二年目。

卒園と入学、
ひとりで迎えた子どものハレの日。
自分で稼ぐ覚悟、
子ども達を育て上げる覚悟、
自分の力で生きる覚悟を決めた三年目。

死を考えるほどの悲しみ、苦しみ、怒りを
直球で描いた話題作。
愛する家族がいる人、
別れを経験した人、
孤独とたたかっている人……。
すべての人の心を打つ、
ほろりと泣けてくすりと笑える実話です。


〈本書の内容〉
■第1章 はじまり
■第2章 1年目
■第3章 2年目
■第4章 3年目
■第5章 これから
■第6章 きみへ

〈著者プロフィール〉
せせらぎ
33歳、結婚4年目で最愛の旦那と突然死に別れる。残された子は当時、3歳と1歳の男の子。ほぼ無職の状態で思いがけずのシングルマザーに。気持ちの吐露として始めたブログ「きみといっしょに」は、その飾らなすぎる正直な人柄が支持を集め、人気ブログになる。幽霊の旦那を心に抱え、思い通りにいかない人生と育児に一人向き合い生きている。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

わたしが描く未来予想図は、なぜかおじいちゃんおばあちゃんになってからで。
でも最愛の人と、必ずしも一緒におじいちゃんおばあちゃんになれるわけじゃないと、当たり前のことに気づかされました。
遠い何十年後の未来に目を向けるのではなく、電話したら声が聞けて、姿が見れて、抱きしめてぬくもりを感じられて。
んな今に目を向けなきゃなとヒシヒシと感じました。
すぐ怒ってしまうので、その間に会えなくなるかもしれない。
いつ、一瞬の間に連れて行かれてしまうかもしれない。
そう思うと、大切な人を今から大切にしたいと思いました。
読んでいて、想像するだけですごく苦しくて痛いのに
よくぞここまで頑張ったと本当に尊敬します。
当たり前の日々が、当たり前に過ごせることを奇跡だと思い、これから大切に生きていきたいです。

0
2020年12月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大切な人と死別した後の心の変化が言語化されていて、未知の世界だけれど想像して共感できる部分だけでも涙が出そうになった。旦那さんが死んだことは変わらないから、それを抱えて生きていくしかない。本当にそうだなぁと思った。

0
2020年10月05日

ネタバレ 購入済み

子どもたちはどうなんだろう

最愛の家族と早くに死に別れてしまうことは、本当に辛くて苦しかったことだろうと思います。
読みながら、何度も泣いてしまいました。
しかし、ひとつ気になったことがあります。お子さん達のことです。
基本的にこのエッセイの中では、作者さんの辛い心境が綴られており、お子さん達がどのように感じていたか、などの視点は欠けていて、お子さん達も義母や友人などと同じ第三者とあまり変わらない描かれ方がしているように思います。

このようにつらい状況の中で、親として子ども達に接するのはとても酷なことかと思います。
それにしても、子ども達が父親の死や、母親が病んでいることに傷ついていることへの配慮や、子ども達も同様に、ひょっとしたら母親以上に傷ついているかも、というような意識があまりないように見られました。
作者視点では共感しましたが、子ども視点で見てみると、少しその点に疑問を抱いてしまったので、この評価にしました。

1
2021年03月17日

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