【感想・ネタバレ】資本主義と民主主義の終焉――平成の政治と経済を読み解くのレビュー

あらすじ

平成とはどのような時代だったのか。そして、令和はどのような時代になるのか―。『資本主義の終焉と歴史の危機』で歴史の転換を明示した水野和夫教授と、政権与党時の民主党ブレーンとして政治の内側を見てきた山口二郎教授が語り尽くす。まず、平成三一年間を六つの時代に分けて分析。そのうえで平成を総括し、今後を予測・提言する。見えてきたのは、日本が資本主義を“卒業”していく過程であり、政治が大きく変質・劣化していく様だった。歴史的に未知の領域に入ろうとしている現在の日本。両名の主張に刮目せよ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

近現代の日本政治を語る上で非常に纏まった内容。
伝えるべきメッセージが強くあると、ここまで分かりやすくなるものかと。
今の安倍政治の何がオカシイのかが一気に理解できた。新自由主義の潮流は現代の特徴であると思うが、日本は日本独自の歩みで進んでいけばいいのに、、、と危惧をする。
その結果が今回ウイルスの未曾有の事態への後手後手対応に表れているんだろう。
官僚にまかせておくべきだったのに、、

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2020年03月02日

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