【感想・ネタバレ】わたしで最後にして ナチスの障害者虐殺と優生思想のレビュー

あらすじ

ナチスは、「T4作戦」というかたちで、大量の障害者を虐殺しました。その根幹にある優生思想は、「理想の社会は、優秀な人だけが残り、弱い人は消えてもらいましょう」という考え方です。史実をたどりながら、人間の価値とは何か、多様な人が暮らす社会はどうあるべきかを、探っていきたいと思います。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ナチスの障害者虐殺について、世界での優生思想の歴史、国連で採択された障害者権利条約、現在の取組みについて、分かりやすく書かれた本です。
詳しい虐殺の手順、やまゆり園事件など、辛い出来事も多く、情緒的になりそうな内容なのに、要点や問題点が整理され、冷静に読むことができます。
注釈もあり丁寧に説明されていて、中高生くらいから読めますが、大人の方にも、もちろんおすすめです。

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2019年01月16日

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