【感想・ネタバレ】数学的思考ができる人に世界はこう見えている――ガチ文系のための「読む数学」のレビュー

あらすじ

いまはかつてないほど数学的思考が強く求められる時代だといえるでしょう。「何の役に立つかわからない」などといって、数学を毛嫌いしている場合ではありません。社会の重要な意志決定に加わることの多い人間ほど、数学的思考が必要です。数学というすばらしい思考ツールの存在意義をよく理解し、それを存分に活用する文系人間が増えることを願っています。(本文より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

数学大事だよなぁということで購入
正直なところ、自分には響かなかったかも
それだけ自分が数学が苦手なのかな

以下概略
①微分
微分とはある瞬間の変化率(変化の勢い)
微分的な思考で身の回りの変化を捉えてみる
これまでの変化率に惑わされずに今ココの傾きをみて今後を予想
これまでの傾きが続くわけではないので、その時の勢いを見極める
加速度=変化の度合い
F=ma
スタートするときには、エネルギーが必要、ただ加速してしまえば省エネで続けられる

②関数
何かを入力すると、別の何かに変換して出力
あるものを〇〇スタイルに変換する考え方
アップル風とか
スナックのカラオケ✕ボックススタイル=カラオケボックス
ヒット商品を分解すると、流行りが見える、かも

③座標
平面上の位置を2つの数字で表せる
身の回りを四象限で整理すると、多角的に見ることができる
評価軸を変えると、モノの位置も変わる

④確率
期待値を出すことで無謀な選択を減らす

⑤集合
または、かつ、は図式で捉えると便利

⑥証明
証明の前提には公理がある
思い込みにとらわれずに、前提を疑ってみる

⑦ベクトル
方向と大きさ

最後に、ここが結局一番納得したかもなところ
デカルトの物事を考えるときの4つのルール
1、注意深く独断と偏見をさける
2、難問は小部分に分解
3、簡単なものから複雑なものへ順序をつけて思考
4、全体を見直して見落としを確認

以上

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2024年03月26日

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