あらすじ
埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘密と司法解剖制度の脆弱さとは? シリーズ第二弾、待望の電子化!
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Posted by ブクログ
オーディブルにて
だんだんマコトがコテガワ刑事を意識するようになってきた。
深刻なストーリーの中、そこだけはニヤニヤしてしまった。
次作も楽しみ。
Posted by ブクログ
「…誓い」直後読み始める。うっかりこの変人たちに取り込まれ惹かれてしまった。
こちらも一筋縄じゃない連作短編集。
埼玉県警宛にコレクターと名乗る人物から〜と共通したミステリアスな謎に惹かれまくって。
もしも私が遺族となった時、医療従事者の彼らにうまくまるめこまれるんだろうなぁと、こちら側の思惑がふと頭をもたげる。
それにしても犯罪者の方法も多岐にわたっているなという感想。
また、シリーズ続きを手にとってしまいそう。
Posted by ブクログ
佐倉亜由美
デビューして三年目のアイドル。ステージから落下し即死。十六歳。
栂野真琴
浦和医大法医学教室の助教。
光崎藤次郎
浦和医大法医学教室の教授。
キャシー・ペンドルトン
法医学教室の准教授。コロンビア医大で某医学に目覚め、斯界の権威である光崎教授を頼って留学してきた変わり種。時折日本人でも使わないような諺を持ち出して周囲を煙にまく。
古手川和也
埼玉県警刑事部捜査一課の刑事。
コレクター〈CORRECTOR〉、修正者
県警のホームページの掲示板に『全ての死に解剖が行われないのは、わたひにとって好都合である。埼玉県警は今後県下で発生する自然死・事故死において、そこに企みが潜んでいないかどうか見極めるがいい』と書き込んだ。
鷲見博之
埼玉県警検視官。
古久根誠二
佐倉麻由美のマネージャー。
小山田一志
ステージスタッフ。
美礼
三歳女児。自宅近くで遊んでいる最中に意識を失い、病院に搬送途中で死亡が確認された。
瓜生悟志
二十七歳。シングルマザーの比嘉久瑠実と同居。土木作業。
比嘉久瑠実
美礼の母。
伏屋
古手川の三年先輩。鑑識。
渡瀬
古手川の上司。班長。警部。警察内ヤクザみたいなもの。
黒野イエス
本名黒野光秀。新興宗教〈福音の世紀〉創立者かつ教祖。教会の建物が全焼し、焼跡から発見された。
本条菜穂子
教団の事務局長。蕨署幹部の娘。
相馬定
教団の広報部長。
甲山高志
広報部独自の調査では、師父を殺害し本部に火を放った犯人。母親が貯めていた虎の子の現金二千万円を教団に騙し取られたと連日抗議に来ていた。
翔太
自宅の前で老人が倒れた。
枚方重巳
毎日夕方五時を過ぎに、いつも同じ時間、同じ服装で散歩をしている老人。住宅街で倒れた。心不全。
たつ子
重巳の妻。認知症。
若宮茜
美咲
高樹に告られた。
高樹
博美と付き合ってた。
博美
涼音
茜の七つ離れた姉。自殺した。二十三歳。銀行勤務。スマホに『お客様のおカネを横領したのはわたしです。ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした』と遺書が残っていた。
菊枝
涼音の母。
赤塚武司
涼音が死の直前まで頻繁にやり取りしていた男。都内に勤務する三十歳。証券マン。
時枝夏帆
涼音の自殺の前に公園の中で首を吊っているのが発見された。不動産屋に勤める。
時枝弘之
夏帆の父。
継男
夏帆の弟。中学生。
五十代女性
郊外の家電量販店に勤めていたものな不倫相手の上司に三行半をたたきつけられ、まるで当てつけのように死を選んだ。
姫川雪絵
古川と同じ年度に県警本部へ赴任してきた同期。交通課。巡査部長。県警本部の近くに建てられた独身寮の屋上から身を投げた。
栗栖
埼玉県警捜査一課課長。
降谷
検視官。腰が低く丁寧な物言い、検視官としてのキャリアも十年を超える。捜査一課が全幅の信頼を置く検視官の一人。
菅田
古手川と同じ渡瀬班。
床嶋
浦和医大経営企画課経理係。
刑部
さいたま地検の検察官。
Posted by ブクログ
中山七里作品
ヒポクラテスシリーズ2
マコトと古手川の行方も気になるが、短編の縦軸になるコレクターの企みなど想像外のところへの着地は見事
Posted by ブクログ
中山七里さんのヒポクラテスシリーズ。
まだ2作目だけど、引き続き面白い。
扱われている内容は必ずしも簡単ではないが、かなり読みやすくてスルスル読めてしまう。
人の命が描かれているだけあって、亡くなった人の想いに心を馳せるとグッとくるシーンもあれば、利己的な犯人にモヤモヤするシーンもある。
登場人物のキャラもよくて、やはり光崎教授はかっこいい。
今回は真琴と古手川の関係性についてもスポットライトが当たっていたのかな。(ひと昔前のドラマ感はあったけど笑)
数編の短編集ではあるが、最後の章で一冊を通したストーリーが完成する構成になっていて満足感も高い。
早く3作目も読まなくては!
以下、章ごとの感想(超ライト版)
◯堕ちる
アイドルの妊娠。
それに気づいたやばファンの出来心による殺害。
◯熱中せる
美礼ちゃん、かわいそう…
子どもが虐待死する話はしんどいわ…
◯焼ける
カルト宗教の教祖がガンに侵されて自殺。
宗教の話ってだいたいやばい人出てくるから面白いのよねー
◯停まる
切ないねぇ…
限界きちゃったんだと思うけど、それでも認知症の妻を想って行動したおじいちゃん。
保険金支払われたのがせめてもの救い。
◯吊るす
死体を使って再現するなんて、罪の暴き方がえぐい。これは思いつかん…
◯暴く
おおおお犯人お前かい!!
自分の保身のために司法解剖増やしていろんな運用破綻させようとして、なかなか大掛かりなことするやん…