あらすじ
妻と娘と幸福な生活を送っていた財前彰太の暮らしに不穏が兆す。世間を騒がす女性拉致事件の手口――被害者の衣服や髪などを家族に送り付けて楽しむ――が、十八年前、探偵事務所に勤めていた時に捜査依頼を受けた拉致監禁犯のやり口と瓜二つだったのだ。当時、妊娠中の妻と結婚するため金が必要だった彰太は、伯父の会社を乗っ取るため、依頼人に伯父が犯人だと嘘の報告をした――。あの時の真犯人が再び動き出したのか!?
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Posted by ブクログ
白鳥ではなく黒鳥というタイトルになるほどなあと思わせるストーリーでした。
善人が実はというパターン、あるあるといえばあるあるだが、それだけとは思えない。
1番最後の結末だけはまさかのそこに!という驚きがありましたがただ一言。闇は深い。
終始少し重めだが、著者の読ませる力が凄くて飽きずに読めた。
Posted by ブクログ
宇佐美まこと5冊め。
すごく!とか、めちゃめちゃ!ではないけれど、まあ、普通に面白い。
読んでいる途中で、ある程度は、この人があの人なんだろうなぁ・・・というのは、分かるけれど、
終盤に向かって、出てくる人たち全員がなんらかの関係者で、すっごい狭い世界ですべてのことが起こりすぎ!な感は否めない。
とりあえず、wowowのドラマ見てみます。
Posted by ブクログ
主人公一家が抱える事情を巡ってのあれこれが絡みあっての展開には悲惨な結末を予感しつつ読み進めたが、それなりの調和的結末にホッとする。
瞑想の呼吸法や静中・動中の工夫など、仏教・スピリチュアル系の情報も興味深く読んだ。
それにしても関係者が近くに密集しすぎでは。
20-46
Posted by ブクログ
評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
拉致した女性の体の一部を家族に送り付け楽しむ、醜悪な殺人者。突然、様子のおかしくなった高校生のひとり娘。全ては自らが過去に犯した罪の報いなのか―!?推理作家協会賞受賞作家が、人間の悪を描き切った驚愕のミステリー!
Posted by ブクログ
てんこ盛りのイヤミス。
目新しくはないんだけど、あれもこれもでサービスしすぎでは?面白いんだけど詰まりすぎかと。
ただ、競走馬に関しては絶対にありえないことが書かれていて、
そんなことがあったら牧場経営の根幹を揺るがしかねない
ので、そこは納得がいかなかった。
Posted by ブクログ
ザイゼンコーポレーションの社長、財前彰太。
美しい妻に素直な娘。一等地に建つ一戸建ての家。会社。財産。社会的地位。誰もが羨むような幸せを手に入れた彰太。
しかし彰太は怯えていた。
この幸せは、ひとつの綻びで簡単に崩れてしまう脆いものだということに。
不安に襲われたキッカケは 世間を騒がせているニュースだった。 行方不明になっている女子大生の家族の元に、彼女の持ち物が次々に送られてくるようになった。身につけていた物から、剥がされた爪まで…。1ヶ月後 女子大生は遺体となって発見された。そして新たに行方不明となった女性の家族の元にも、女性の持ち物が送られてくるようになったという。
ワイドショーで「肌身フェチの殺人者」という(怖いんだかダサいんだかよくわからん笑)異名を付けられた犯人。
-なぜなんだ。なぜ今あれが繰り返される?
18年前、興信所の調査員をしていた彰太はある事件の調査の依頼をされる。それは誘拐された娘の持ち物が家に送られてくるというもので…。
18年前の”犯人”が 再び動き出した-?
だとしたらこれは因果報応か…。
目に入れても痛くないほど可愛がっている娘の美華の様子が 突然おかしくなった。露出のたかい服を着、親を罵り 夜遊びをする毎日…。とうとう家に帰らなくなる。
心配する彰太と妻。
ある日 二人の元に、美華の物と思われるバックチャームか送り付けられる…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
み、美華ーーーーーー!!!!
美華ちゃんがいなくなってからは緊張感MAX。美華ちゃんの母親になった気持ちで読むともう苦しくて頭 おかしくなりそうでした。
が、正直、美華が姿を消すまでが ちょっと長く感じてしまいました。
18年前の事件と 現在進行形で起きている「肌身フェチの殺人者」事件。18年前に彰太が起こした行動によって”真犯人”が野放しにされてるのでは?という謎。 彰太の過去がいつか暴かれて 全てを無くしてしまうんじゃないかという緊張感!
のハズが、彰太があまりにも情けないというか 頼りないというか…。彰太に寄り添って読むことが出来なくて。
ただ そうしてダラダラと読んでいる中でも
「コイツあやしくね?」
「ん?コイツも臭うぞ」
って人がたくさん出てきて
クライマックスで あやしい認定してたヤツらが 本当に真っ黒な人間だとわかった時は「先が読める展開〜」なんて気持ちは1ミリも湧いてこなくて、むしろ「HO.RA.NE!」という満足感と、ここまで読んできて良かったーという達成感とでなんか気持ちよかった笑 ありがとう宇佐美先生。
というか、みんな思てたよりどす黒すぎて慄く笑
清く正しく真っさらに生きてきた人なんて この世にほんのひと握りかもしれない。でも自分が起こした行動に対してどう向き合っていくか、それが幸せへの分かれ道なのかなぁ〜 なんて思うのでした。
実は〜もう1冊 宇佐美さん読み終えてるんだよー(誰に対しての呼びかけ?) それが自分的にめっちゃ面白かったのだ
( *¯ ꒳¯*)ムフフ