あらすじ
「おまえは私のものだ。誰にも渡さない。私だけのものだ」
自分の《力》が人を翻弄させると気づいた純は、能力を嫌い、封印する。だが狂気のゴーツ男爵は許さず、純とマイケルは拉致される。
秘密の地下室に監禁されたマイケルは縛り上げられ、媚薬をかがされた純は、マイケルの目前で他の男に抱かれる罰を与えられる――
『秘処』『ライド・ガイ・ライド』に続く先は――? 伝説の著者が放つ、男たちの甘いBLクライムノベル。
感情タグBEST3
エンジン点火…
1,2巻のあと、飛ばそっかなーなどと迷っていましたが、飛ばさなくて良かった。 物語もえろも、この巻からこそが容赦無くなってきます。 続巻のタイトルもそれをうかがわせる言葉が並んでるし、ジュブナイルっぽさなんてどこかに飛んでいってしまいました…まだまだ作者さんを甘く見ていたようです。
翻訳風作品
某テレビ番組名と同じなので、ずっと購入を躊躇っていました。
しかし読み始めると、キャラが実体を伴って動き出し、空気すら草木や土の臭いがする感じがして引き込まれました。
まるで海外の翻訳作品かなと思わせる硬質さと、濃厚な心情と交歓描写がクセになります。
まだ序盤の上中下巻しか読んでませんが、全作品を読んで主役2人の歩むストーリーを感じたいです。
予想よりもオカルト寄り
試し読みしてから上中下巻をまとめて買いましたが、予想したよりもオカルト寄りのお話であまり好みではなかったです。残念。
えっちシーンの濃厚さは確かに良かったけれど、そこに至るまでの経緯が良く分からなくて戸惑いました。
続編があるようですが、積極的に続きを読みたいかというと微妙。