【感想・ネタバレ】鍵つきテラリウム(3)のレビュー

人類が衰退し、荒廃した世界を舞台にしたディストピアファンタジー。

滅びゆく世界の中で、生き残った数少ない人類は、【アルコロジー】と呼ばれる完全環境施設でのみ生きることが許されていた。しかし、【アルコロジー】の機能が少しずつ低下し、人類は確実に滅びの道を辿りつつあった。そんな中、“調査技官”のチコとその弟のピノはその原因を探す旅を続けていた。 
その旅の過程で描かれている、懐かしい見た目のロボットや、朽ちゆく建物と自然の調和、寂れた遊園地など、どこか切なさを感じさせる描写がこの作品の魅力です。
また、人類滅亡の道へと着実に進んでいる鬱々とした世界のはずなのに、希望を捨てず旅を続ける姉弟のおかげで温かい気持ちにさせてくれる、そんな作品です。

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いよいよコロニーの秘密が

親子が住むエリアにたどり着いた。ここでは、思い出をどうやって思い出すかが大事で、人間は記憶エリアに思い出を残すけれども、ロボットは初期化すると記憶が無くなってしまうので、思い出を外部記憶メモリーに退避して記録しておくだけ。それでも大事な思い出は残るという事が大事なことかもしれない。

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2021年07月26日

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