【感想・ネタバレ】エーゲ海を渡る花たち(3)のレビュー

大航海時代の前夜・ルネサンスが始まったばかりの15世紀半ばを舞台に、世界を旅することを夢見る少女・リーザと、妹を探すため、クルム(現クリミア)から来た少女・オリハの二人が、イタリアのフェラーラから始まり、ヴェネツィアやクレタ島などヨーロッパ諸国を巡る物語です。
この漫画の見どころは、思わず遥か遠くの異国に思いをはせてしまうほど、資料に基づく緻密さで描かれる美しい絵ではないでしょうか。
また、ヴェネツィアのゴンドラやクロアチアの民族衣装などが華やかに描かれており、読んでいくうちに旅をしているような楽しい気分にさせてくれます。
そして、思わず食べてみたくなるほど丁寧に描かれる世界各地の名物料理は必見です。中世に興味が持てるトリビア満載の旅行記です。

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購入済み

良かったー!

Q
2020年02月14日

中世トルコとイタリアに渡るお話。東洋と西洋が混ざりあって
現代に連綿と続く文化。イスタンブールに行きたくなります。

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