【感想・ネタバレ】善の焔 風烈廻り与力・青柳剣一郎[32] 風烈廻り与力・青柳剣一郎のレビュー

あらすじ

強風吹き荒れる大伝馬町で、火の手が上がった。青柳剣一郎たち風烈廻りの働きで小火に済むが、数日後、今度は通旅籠町で付け火未遂が起きる。しかも、犯人を目撃した男が刺された。当夜の風向きからすると、狙いは牢屋敷の解き放ちか!? 死罪で入牢中の5人と関係の深い者を探る剣一郎。やがて、事件の真相が人の心に棲む“善と悪の奥深さ”にあると気付くが…。

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Posted by ブクログ

今回の話は、人の善の面と悪の面を主題にしている。
強風の多い頃、付け火の未遂事件が2回続く。
牢の解き放ちを目的の付け火か?と捜査が始まる。

事件に関係のある何人かの捜査内容をもう一度さらうことに。
そんなとき、長屋で錺職人が中風で身動きができず、弟弟子にどやされ、惨めにしていた。
そんな男のお供気にかけ、事件をさらうと、自白が嘘だった事件が判明。

面からは見えない人の内面をクローズアップさせ、じんわりと涙誘われる人の本質にも迫る作品。

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2019年05月19日

Posted by ブクログ

第三十二弾
この世にある善意と悪意は?
中風を患った男を通して、行きつく悟り?
例によって背後にある事件の解決も
ここでは本当の悪は出てこない?

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2015年11月22日

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