あらすじ
正月二十日。烈風吹き荒ぶ夜、青柳剣一郎は怯えた様子で駕籠に乗る若い女を見かけた。直後、別の女の死体が発見され、剣一郎は駕籠の女が事件に関わったと見て探索を始める。その背後には、老中・松平出雲守と通じる大身旗本・漆原主水正の影があった。かねて剣一郎を恨む漆原が放つ不気味な刺客、さらに事件は福井藩の陰謀をも孕み、かつてない嵐を巻き起こす!
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Posted by ブクログ
第十八弾
シリーズ初めての上下巻構成
老中、福井松平藩、旗本と盛りだくさんの、時の権力に対しても不正を正し、ある面では妥協点も見出す、硬軟併せ持つ