あらすじ
三十歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。
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Posted by ブクログ
スーツケースを買って1人ニューヨークを決めた真美かっこいいなって思ったそしてしっかり楽しんじゃって素敵
ゆり香は行き当たりばったりキリギリスなところ、悠子は少し見栄を張っちゃうところが私と似てるなって思って読んでた
真美がフリマで買ったスーツケースが巡り巡って売った人に戻るところ、またそのスーツケースの持ち主まで、物にも歴史がある。
スーツケースはパーティーバッグよりもいろんなところに連れて行ってくれるのだ!!
ボロボロのスーツケースっていいね
Posted by ブクログ
幸せを運ぶと評される青いスーツケースと、それを使って旅に出る女性達の連作短編集。
スーツケースと共に旅に出た彼女達が、旅に出る前と比べて成長していく様が感じられて、読んでいるこちらも励まされます‼︎
私は特に、アブダビで連れに置き去りにされるゆり香の話が印象的でした。幸運のスーツケースを信じていなかった彼女にとっても、困っている時に何の見返りも求めず助けてくれる人と出会えたこの旅は、スーツケースが運んで来てくれた忘れられない幸せな旅になったと思います‼︎
旅でなくとも、新しい世界に飛び込む人の背中を押してくれる小説だと思います‼︎
Posted by ブクログ
長かった!意外に長かった!ちょっとした短編が詰まってるだけかと思ってたことと、空気感があまり変わらないので、中盤くらいから読み飽きてしまいました。突然真美の重い過去をぶっこんだわりに、ドロドロとした感情はほとんどなくて、さっぱり。ゆり香は彼氏にもっとひどい仕打ちをしていいと思います。幸運を呼ぶスーツケースというわりに、別に真美と花恵以外にはこれといって幸運を運んでないし。つまらないけど、おもしろくないわけでもない、難しい気持ちです。最後に叔母さんがスーツケースを手に入れた経緯がわかって良かったです。