【感想・ネタバレ】スーツケースの半分はのレビュー

あらすじ

三十歳を目前にした真美は、フリーマーケットで青いスーツケースに一目惚れし、憧れのNYへの一人旅を決意する。出発直前、ある記憶が蘇り不安に襲われるが、鞄のポケットから見つけた一片のメッセージが背中を押してくれた。やがてその鞄は友人たちに手渡され、世界中を巡るうちに“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり……。人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

スーツケースを買って1人ニューヨークを決めた真美かっこいいなって思ったそしてしっかり楽しんじゃって素敵
ゆり香は行き当たりばったりキリギリスなところ、悠子は少し見栄を張っちゃうところが私と似てるなって思って読んでた
真美がフリマで買ったスーツケースが巡り巡って売った人に戻るところ、またそのスーツケースの持ち主まで、物にも歴史がある。
スーツケースはパーティーバッグよりもいろんなところに連れて行ってくれるのだ!!
ボロボロのスーツケースっていいね

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/5/5-6/2 近藤文恵さんの本を読むのは2冊目。初めてのときにも感じた、読んだら心がほっこりするような時間の過ごし方だった。オムニバス形式で、時系列も前後しない短編が繋がって大きな物語になっているので、少しずつ読み進めても読みやすかった。30代女性ならではの悩みには共感するところもあったし、幸運を運ぶ青いスーツケースというアイテムには心がときめいた。国内出張は多いものの平均値より怖がりという自覚があり、なかなか国外には行けていない。けれど色々なものを観たい。人生が拓けるような旅に出てみたい。

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2025年06月02日

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