【感想・ネタバレ】春雷のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年11月29日

羽根藩シリーズ第2弾。
続編ともいうべき『秋霜』を先に読んでしまった。
そのため、鬼隼人とも称される主人公の最期がわかったまま読み進めることになった。
それでも、主人公の覚悟を秘した行動に最後まで引き付けられた。
「世のためひとのために尽くした者は、それだけで満足するしかない。この世で、ひとに褒めら...続きを読むれ栄耀栄華を誇るのは、さようなものを欲してあがいた者だけだ。ひとに褒められるよりも尽くすことを選んだ者には、何も回ってこない・・・」
そんな思いと覚悟を持った者は、現代に果たしているだろうか。違和感なく描けるのが時代小説であり、だからこそ我々は時代小説に惹かれるのだろう。

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Posted by ブクログ 2019年07月07日

面白かった!
羽根藩シリーズ第3弾!
帯にある通り、「鬼」の生きざまを通して「正義」を問う物語。
羽根藩って藩主に恵まれないのね。それが共通点な気がしてきました(笑)

ストーリとしては、
豊後羽根藩の多門隼人は「覚悟」を秘し、藩主を名君となすため、「鬼」となって、苛烈な改革を断行しています。ついた...続きを読むあだ名は鬼隼人。鬼隼人に対する怨嗟渦巻く中、さらに厳しい黒菱沼干拓の命をうけることに。ひと癖もふた癖もある大庄屋の「人食い」七右衛門と学者の「大蛇」臥雲を召集し、その難工事に着手します。一方で、城中では、反隼人派のさまざまな謀略が..
そうした中、使命を果たすための隼人の行動には心打たれます。
本当の「悪人」とは何か?
そして「正義」とは何か?
鬼隼人の生き様だけでなく、七右衛門、臥雲の生き様を通して我々読者に問いてきます。

さらに隼人をそこまで突き動かす「モノ」とは..
秘めた思いとは..
そして覚悟..

とってもお勧め!

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Posted by ブクログ 2017年12月06日

内容(「BOOK」データベースより)

“鬼隼人”許すまじ―怨嗟渦巻く豊後・羽根藩。新参の多聞隼人が“覚悟”を秘し、藩主・三浦兼清を名君と成すため、苛烈な改革を断行していた。そんな中、一揆を招きかねない黒菱沼干拓の命を、家老就任を条件に隼人は受諾。大庄屋の“人食い”七右衛門、学者の“大蛇”臥雲を招集...続きを読む、難工事に着手する。だが城中では、反隼人派の策謀が…。著者畢生の羽根藩シリーズ第三弾!

平成29年12月1日~6日

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