【感想・ネタバレ】よくばりな毎日のレビュー

こんな日記がかけたらいいなーと思うような日記風エッセイです。
絵が可愛く、ほっこりできます。

この本は、2004年春から2006年春までの季節を通した日記風エッセイです。
一つ一つの章が短く、短い時間で読めます。そして、半分以上のページが絵なので読むのに疲れません。
そのため、通学通勤中や寝る前など、リラックスしたいスキマ時間に読むのに、おすすめです。
なんか疲れたなぁというときも元気がもらえます。

試し読みで目次を見て、興味のあるタイトルがあったら、ぜひぜひ読んでみてください。
私のおすすめは「浴衣ナイト」と「思い立ったが温泉日和」です。

読んでみて、これは良いなー!!と思うことがあれば、実際に行ってみる、やってみるのもおすすめです。
最後に作中で紹介したお店のリストが掲載されています。
気になったお店があれば、ぜひ訪れてみてください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

珈琲といっしょに食べるチョコレートが好きで、“一日ひと粒”食べることが“特別な感じ”がすると、著者の杉浦さやかさんは語る。
毎日特別なことが起こるわけではない。
だからこそ遊びに出るとなると、つい貪欲にお楽しみを見つけたくなる。

チョコレートを“一日ひと粒”って、私も前にやったことがあるので、1ページめの“50粒のチョコレート”を読んで、びびっときてしまい、その日のうちに行き帰りの電車の中で、帰ったからお布団に寝転びながら、読み切った。
最初はイラストが可愛くて手に取ったのだけれど、中はもっと可愛かった。
毎日毎日劇的なこと、とびきり愉快なことだらけではない。
だからこそ、日々の小さな幸せを見つけたら、しっかりかみしめたい。
そうしたら、確かに、毎日はとてもよくばりなものになる。
能天気な発想かもしれないけれど、スキがあるとネガティブに走る私には是非とも実践してゆきたい、そんな心がけ。
いくつになってもかわいいものがすき。
身に着けるものなどはある程度は年齢に合わせていかないといけないかもしれないけれど、工夫次第で色々とチャレンジできるのだ、ということを杉浦さんの本から学ぶ。
きっと、かわいいものは永遠に大好き。
年相応の取り入れ方を考えるのも、大人の楽しみ方。
杉浦さんからは可愛いだけではなく、オトナのカッコ良さも感じられた。

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2014年08月12日

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