あらすじ
加藤連児は水泳部に所属する高校三年生。
水泳で鍛えた筋肉質な長身と鋭い目つきのおかげで、凶暴な『狂犬』と噂され、
後輩はもちろん他校の生徒からも怯えられる連児だったが、実は数学教師の夏目和久とこっそり「肉体関係あり」だ。
「宿題」の合言葉で連児が夏目の部屋を訪れる。もちろんヤるのは宿題なんかじゃなく…。
教師と生徒で男同士で…そんなアブない関係が始まってからもう一年が経っていた。
連児のもっかの気がかりは、その男前っぷりで男女問わずモテる夏目の本命。ことに夏目の高校時代の同級生で、
どうやら元カレらしい美形音楽教師、大森秋彦が赴任してからというもの、いつ乗り換えられるかと気が気じゃない。
そんな折、大森の周辺できな臭い事件が相次ぎ…。
「可愛くない」「嫌いじゃない」「綺麗じゃない」の3編を収録。
感情タグBEST3
好みどストライク
作家買いして初読み作品でした。
これが初期の頃の作品なのかな?と思ってこの本から読み始めましたが正解だったと思います。
古き良き萌え作品という感じで、両片思いのすれ違いが思う存分堪能できました。
攻めが何だかんだ受けを溺愛してるので、安心して読めました。
カバーイラストのイメージと全く違うお話で。
とてもよくて何度も読み返しています。
見た目強面で「狂犬」などと噂される男子高校生の連児が見た目と違って純真で真面目で一途。
狂犬のエピソードはほぼありません。話が進むほどに優しさと気遣いの健気な男の子でした。
攻めの夏目(先生)に対する自身の容姿からくる不安や攻めの言葉一つに一喜一憂して揺れる胸のうちにやられました。
ジーンとすること何度も。可愛いです。
攻めの夏目も意外にも受けに本気で、元はノンケだった年若い恋人に対して歳の差を不安に思っていることも。
夏目の同級生であり元恋人(のような関係)、今は同僚である大森(先生)を上手に絡めてとてもよく描かれていました。
連児の水泳部の友達もいい子達でよかった。
本編に続く2篇は相変わらず受け目線の切ない気持ちにキュンとするのですが、実は攻めの夏目が恋人に心底惚れてて縋るように必死になってるお話。連児とても愛されてます。
何となく
大中先生の作品最近はまってしまったので、購入したけれど
思っていたほどの作品じゃなかった。
なんか盛り上がりもそこそこで終わり。
あっさりでした。