あらすじ
お兄ちゃんに閉じ込められた私――。時間の感覚さえなくなり、何日もセックスしかしていないように思う。「何も考えるな星華、俺だけを感じろ」呪文のようにこだまするお兄ちゃんの台詞が私を支配する。朝になるとお兄ちゃんは出掛け、夜になるまでひとりぼっち…。ただただお兄ちゃんが帰ってくるのを待つだけの日々。お兄ちゃんがいなければ満たされないカラダ…早く帰ってきて、お兄ちゃん!!
...続きを読む感情タグBEST3
閉じ込められて朝、紫月が出かけて夜帰ってくるまで1人で紫月をただ待つ。こういう隔離される展開はとにかく閉じ込めてる側の激しい濃厚な感情が感じられないと、閉じ込められてる側が理不尽な目に遭ってる感が出てしまって。
紫月の切ない気持ちはわかるんだけど、もうちょっと感情表現や描写が欲しい。淡々としてる感じが不安を煽るというか。
怪しい
怪しいことだらけです。兄の実父と弟が重なっている感じの姉と実の姉の母との関係など。一種の物語としては面白い。もう少し読んでみたい。面白い話です。