【感想・ネタバレ】無頼特命艦出撃 壮烈マレー沖海戦のレビュー

あらすじ

マレー沖で護衛艦隊の一隻として参加した哨戒艇の山口艇長は、英国東洋艦隊の出撃に遭遇。潜水艦と一騎打ちを演じ、なんとか撃破する。帝國海軍が大作戦を展開する裏で、対空対潜兵器を充実させ、無線・通信機の性能向上で情報収集力を活かした哨戒艇が活躍する!

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Posted by ブクログ

上海特務上がりの艦隊将校で、上海租界の紅幇幹部、青幇暗殺者として擬装身分を持つ山口羅門少佐が哨戒艇(旧2等駆逐艦)艇長として活躍。

作者の作品群のあちこちに名(迷)脇役として現れる駆逐艦艦長がついに主役になってしまった。

特務機関員時代にあちこちの有力政治家や高級官僚に貸しを作り、海軍にも誰にも返す必要のない工作資金が15万円(5億円ほど)にも増えていたという実態が明かされている。

マレー沖、バリクパパン沖の船団護衛の活躍に目を付けられ、2巻は南遣艦隊の小沢提督のもとに貸し出されて、こき使われるらしい。

もともと楽しいキャラなのでどんな活躍が描かれるか期待大。

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2012年12月01日

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