【感想・ネタバレ】レッドクローバーのレビュー

あらすじ

東京のバーベキュー場で起きたヒ素による大量殺傷事件。記者の勝木は、十数年前の北海道灰戸町家族毒殺事件を思い出す。家族が死んだ居間で寛ぎカップラーメンを啜っていた生き残りの少女、赤井三葉が〝また〟殺したのではないか。三葉の行方を追い勝木は北へ向かうが――。「みんな死ねばいい」。灰戸町の女たちの怒りの連鎖が、新たな悲劇を産み落とす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初作家さんです。

登場人物の女性たちが、誰も彼も
ドロドロと気持ちの悪い曲者だらけ(褒めています)
良妻と見える勝木の亡妻 美和子でさえ
後ろ暗さを感じさせます。
そこに田舎特有の陰湿なヒエラルキー構造と
ありますか、田舎に限らないどこにでもある
不気味さ陰険で悪意が満ち満ちて吐きそうになります(褒めてるんです)

タイトル「レッドクローバー」は
実際に存在する植物でもあり、シロツメクサの
仲間らしい。
乾燥させハーブとして、ホルモンバランス調整
更年期症状や血液浄化の効果が期待され
また「幸運の象徴」としても親しまれているという。

それを知って本作を読めば
なんとも皮肉なタイトルなんでしょう。
登場人物ごとに現在、過去と行き来があり
前半はまどろっこしさを感じましたが
中盤からはより一層の闇深さが加速展開し
432頁、イッキ読みでした。

「レッドクローバー」
いまはどこで根を張り巡らしているだろう。
気になります。

0
2025年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まさき先生といい、櫛木先生といい
やっぱりこういう本がとんでもなく好き!!

娘と母、、因習村、、

最初はちひろ大丈夫か?
あまり三葉と仲良くしない方が、、、なんて思っていたのにどうしてこうなった

0
2025年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久仁子に笑子、春香…三者三様にタイプが分かれる毒母の根底に共通するのは「こんな筈じゃなかった」という自分の人生に対する常に燻る不満と怒り。
ちひろも三葉もその犠牲になって先に心を殺された被害者なのに、幸せになれないどころか反対側に立つようになってしまうのがやりきれない。
子どもが本当に望んでいるのは復讐じゃなくて愛情だから、親を憎みきれなくて更に苦しむのが辛いな。
「やられる前にやる、殺される前に殺す」といった過激な言葉こそアダルトチルドレンからの最大限のSOSの叫びに聞こえて仕方なかった。

0
2026年03月14日

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