あらすじ
「誰でも良いならさ、俺でも良いでしょう?」
これは“同情”のはず──なのに、この胸の高鳴りは、どうして?
病弱な弟に代わり、懐事情の厳しい家を継ぐことになった伯爵令嬢マリエッタ。婿探しが難航するなか、幼馴染のエドアルドに相談してみたら──まさかのプロポーズ!?
甘い視線、近すぎる距離、「真っ赤になっちゃって」とからかう声。ただの弟みたいな存在だったはずなのに、触れられるたび心がざわつく。
これは同情? それとも……。
恋に奥手な令嬢と、ぐいぐい攻めてくる年下騎士。
仮初めだったはずの婚約が、本物の恋に変わるとき──
じれったくて一途な、幼馴染との溺愛婚約ラブストーリー!
感情タグBEST3
かわいかった
作家さん買いです。
幼馴染の両片思いが見事にすれ違ったりから回ったりするお話。
かわいいことこの上なし。
途中で入ってきた王女はもうなんて言うか、家具の脚に足の小指を毎日ぶつければいいのに、と思いました。
王女はとっとと政略結婚してくれたまえよと思ってしまった…。
マリエッタの健気さもかわいかったけれど、ノエルがとても好ましかったです。
わりと単純な幼馴染と拗れ気味の姉を見守ってヤキモキしただろうに。
幸せになってくれるといいなぁ。
全体的にとてもじれったくてほっこりできるお話でした。
イラストレーターさんが苦手な方だったので挿絵がなかったのも助かりました。