あらすじ
『オブジェクト指向でなぜつくるのか』の著者が説くUMLモデリングの極意!
ユーザーの要求を「見える化」する要求モデリング―本書では、これまで体系だってまとめられてこなかったUMLを使った要求モデリングのノウハウを1冊にまとめました。
基本となる21のパターンを、88問の練習問題を解きながら身につけていきます。上流工程に興味のあるプラグラマや、モデリングを知りたいSEの人に最適です。
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Posted by ブクログ
モデルとは、模型のことであり、シミュレーションが模擬試験であることが分かっていれば、
UMLで模型を記述するのは、模擬試験をするためであることが分かるはずである。
本書は、模型の作り方については、詳しく説明している。
しかし、3種類の図の選択に疑問がある。
クラス図、オブジェクト図は、模型の実装の段階でもよく、
先に、これらの実装に関する部分を知る必要がないのではないか。
ステートマシン図は、状態機械図あるが、ステートチャート(状態図)、状態遷移図とも呼ばれている。
状態遷移図は、対象の知識がないとかけないかもしれない。
そのため、分析をしながら作るのがいいかもしれない。
本書の状態遷移図のところだけまず勉強するのがよい。
状態遷移図が分かれば、時系列図を描くとよい。
通信、組込み、リアルタイム制御では、時系列図が必須だから。
Posted by ブクログ
『概念モデル』に関するモデリング技術(うちクラス・ユースケース・ステートマシン図)
の記述の仕方はよくわかりました。
一つ一つの問題がきちんとレッスン形式になっていたため、
そこを怠らなければ大まかなポイントはつかめるものになるのではないでしょうか?
でも、個人的に一番知りたかったプログラミングに繋ぐスキル(上流モデリング)に関しては
もともとこの本が概念を基準にしているだけあって、これだけで理解できるかというと
そうではないのだという感じでした。
その代わり、プログラミングのみではなく、ある程度なら日常の思考の組み立て方にも活用できる
汎用的な本だと思います。
Posted by ブクログ
UMLの記述ルールの知識はあるが、モデリングスキルは我流で特にクラス図が弱いので、その学習のために購入。
初心者向けにモデリングのパターンを設問形式で解説している。
モデリングのスキル習得の取っ掛かりとしてはよいと感じる。取り上げているUMLの図はほとんどクラス図なので、自分の目的にも合っていた。
設問にたいする解説の記述中に解答を紛れ込ませるような書き方なので、解答が読み取りにくいのは難点か。
Posted by ブクログ
主にクラス図の書き方を解説した本。
書き方の観点を丁寧に説明してあるので、基本が学べる。しかし、基本なので、実践に入る前段階の本でこれだけでわかるようになるわけではない。