あらすじ
稀代のイノベイティブ経営者が紐解く、新時代のビジネス指標『BQ』。
BQ(ビジネス感度)=IQ(知性)×EQ(理性・人間性)×SQ(感性)。
近い将来ホワイトカラーは絶滅する…。
著者はクレジットカード業界に数々のイノベーションを起こしたクレディセゾンのカリスマ経営者、林野宏氏。
グローバル経済の中で変革に直面する日本と、そこで奮闘する日本人ビジネスマンに真摯なメッセージを送る著者が、次代のビジネスの鍵と定めるのが新指標「BQ」だ。
従来のビジネスマンの必須能力とされたIQ、EQだけでは、大きな変容を遂げる今後のビジネスは乗り切れない。今後はSQ(=感性)を軸にした総合的なビジネスの指標「BQ」が重要になる、と林野氏は説く。
著者の豊富な経験に裏打ちされた実践的な内容は、ビジネスマンが自らと日本の行く末をうらなう上での貴重な提言となっている。若手・中堅ビジネスマンにとっての教科書としてはもちろん、全ての年代のビジネスマンが学ぶべき内容が詰まった一冊。
林野氏とプライベートでも親交のある、サイバーエージェント・藤田晋社長との対談も収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・売上はお金を掛けずにBQで伸ばす=アイディア勝負!
例)雨がやむのを待っているお客様に天気予報を案内するする
→お金をかけずにも毎月予算達成!
・西武百貨店の提さんは企画に「従来とはここが違う」というポイントが必要。こだわり。
→読み手の心に響くサプライズ!
・一つの企画書には2時間というタイムリミット。それ以上やるのは時間の無駄!
・企画書 「2時間かけた50点」と「6時間かけた70点」どちらがいい?上司は前者を好む
・時間を決めて仕事を切り上げるから、仕事の処理能力が高まったり、インプットの機会が確保されてBQがあがる。
・BQの差は感性の差。好奇心の差。→チャンスをつかめるかどうか?
・従来のカードは中高年男性サラリーマン。実際に使うのは女性達。ここに着目。
・次代の変化を敏感に察知するには高いSQ(感性)が必要
・BQ=IQ×EQ×SQ 足し算ではなく、掛け算。ビジネスでは部分的な小さな差が全体で大きな差になる。
・ドラッカーはマネジメントを「教養」として位置づけた。
・幼少期にリスクのある遊びの経験をいかにつんでおくかでBQを左右する。ゲームはうまくいかなかったらリセットしてしまえばいいので、リスクにならない。
・勝負事の経験を積み重ねていくと、運やツキの流れをつかめるようになる。
・感性を磨くには、仕事から遠いところにある経験や知識。
・人間性を磨く10のポイント
① 挨拶は自分からすること
② 自分の考えをはっきり持つこと
③ けっしてウソはつかないこと
④ 約束したことは、すぐに実行すること
⑤ 時間を守ること
⑥ 仕事に情熱と思い入れを抱くこと
⑦ 自ら進んで学習し、まわりに広めていく努力を怠らないこと。
⑧ 自信を持てるまで努力すること
⑨ 謙虚な態度であること
⑩ 人に好かれる人になること
★イノベーションのヒントは、業界の習慣に縛られないこと。顧客目線で自分たちのサービスをあらゆる角度から見直すとそこには他社を圧倒するイノベーションの種がある。
・経営の最大の敵は悲観。ビジョンと数字。リーダーが勝てると唱え続けるのと、根拠となる数字が説得力になる。
・運や流れにさからわない。運をつかみたいならば「勝てる!」と思い込む。
・うまくいった時ほど、心を鬼にして成功体験を捨てる。
・モラル低下を防ぐために、規則やガイドラインで縛るのは考えもの。
→守ることことが目的になり、管理のための管理が横行して生産性が落ちる。
→大切なのは高いモラルを持つこと。(解決策は記載なし)
・負けないためには、どの市場で戦えば自社に有利い働くのかを考える。
・仕事は最後の0.5%で決まる(感性)
・人生は1回しかない。悔いのないように生きるにはリソースをどこについやすか。
Posted by ブクログ
これはすごい本だと思いました。
仕事をするにあたり必要なことを学べる一冊と思います。
BQ=IQ×EQ×SQ
ビジネスにおける三つの能力を解説している。
IQ(知性、論理的思考力)
EQ(理性、人間性)
SQ(感性、ひらめき等)
それぞれが必要で、1つではなく、それらが掛け算になっているのがポイントといえる。
・早期にプロフェッショナルになる、なり続ける。
・欠点を補うより長所を伸ばす(長所伸展)
・仕事に夢中になる、実績を早く出す。
・SQのために自分に投資をする。無駄と感じることを大切にする。
・これからは消費行動&市場の二極化
→低価格業態VS超高級
・リーダーシップの磨き方(常に自分ならという意識)
・成功体験を捨てる。(ゼロベースにして対応)
・負ける勝負はしない。
等々
これは本当に自分の中に落とし込みたいと思った一冊。
Posted by ブクログ
昨年読んだ本の中では、ベスト1だと思いました。
じぶんが気がついていなかった世の中の仕組みについて
書いてあって「なるほど、そういうことだったのか!」と、
腑に落ちることがたくさんありました。
Posted by ブクログ
21世紀のビジネスマンに必要な能力について考察している一冊。
主に著者の経験談を基に理論が展開されるが、わかりやすくてすらすらと読める。太文字が多い気もするが、確かに重要な文言が散らばっており、内容は濃いが決して無駄がない。だからといって重くもなく、さっぱりしていてなるほどと思わせる説得力がある。よくある、「成功するための○○の法則」みたいな自己啓発本とは少し内容の方向性が違ってて新鮮だった。ありがちな理論展開はなかった。
今後の生き方の参考にしたいと思った。おすすめ。
Posted by ブクログ
■BQ(ビジネス感度)
A.「BQ 」は、IQ(知性)、EQ(理性・人間性)、SQ(感性)の3つからなる。ビジネスではこれまでIQ、EQ が重視されてき
たが、消費者が感性に訴えかけてくるものを求めるようになった今日、成功するのは、感性を中心としたBQ の高い人で
ある。
B. BQ を構成する3 要素は、具体的には、次のようなものである。
1.IQ:「知識」と「論理的思考力」によって形づくられる。ビジネスの基礎能力として欠かせないが、IQ に依存しすぎると、柔軟性を失い、変化に対応できなくなる。
2.EQ:自分や周囲の人の感情を管理する能力で、利害関係の調整に有用。だが、市場が縮小し、競争が激化した今日、調整役の出る幕はなく、EQ の価値は下がりつつある。
3.SQ:変化をいち早く察知する上で必要な能力。BQ の中でも、特に意識してSQ、すなわち感性を磨くことが、現代のビジネスを勝ち抜く秘訣である。
C.BQ を鍛えるには、例えば、次のようなことを心がけるとよい。
・欠点を直すのではなく、長所を伸ばすことに注力する。
・退屈に感じる仕事ほど、結果にこだわって取り組む。結果が出れば、その仕事に夢中になることができる。夢中にな
れれば集中力が高まり、高いパフォーマンスが発揮できる。
・感性は経験によって磨かれる。積極的に外へ出て、人と関わり、様々な異質な経験を積むことが大切である。
・常識にとらわれることなく、わかったふりをせず、好奇心を持って、世の中の様々な現象に接する。そのことによって経験と知識が蓄積され、感性が磨かれていく。
Posted by ブクログ
「頭がいいからビジネスで勝てない」ってのは、おもしろいメッセージだ。読んでみたところ、BQ=IQ×EQ×SQって定義で
主にSQを加える意義・意味を説いていました。
読み替えると、「ビジネスでは、知性、心(感情)、感性の全てが高次元でバランスされていることが必要」ってこと。
感性が考慮されていないから、ビジネスでは負けていた、ということになるけど、感性ってわかりにくいですよね、やっぱり。。。。
Posted by ブクログ
日経PRESIDENTでの宣伝(?)や、口コミがよくて購入。今までホワイトカラーはもてはやされていたけど絶体絶命な状態であることの理由と今後いき残っていくにはBQが大切であることが解説されている。個人的には、「当たり前を積み重ねる」の内容、「企業とは何か」および「成果創造型人材マネジメント」の図解がよかった。
Posted by ブクログ
かつて、EQが注目されたのが懐かしく感じます。
今後はそれに感性を掛け合わせたBQがビジネスに必要というのが著者の主張です。
確かに過去IQやEQが注目された時代とは大きくことなっていますので、時代にふさわしい能力が必要になるのは当然の帰結だと思います。
大事なことは、短所にとらわれず長所を伸ばすこと、失敗から学ぶこと、遊びを大切にすること、貪欲に知識を求めること、考えてみれば当たり前のことばかりかもしれません。
それら当たり前のことを当たり前にできて、一人前のビジネスパーソン。
時代にふさわしい能力を追い求めることが、私たちには必要になってきます。
BQ(ビジネス感度)=IQ(知性)×EQ(理性・人間性)×SQ(感性)
・IQ 知性=論理的思考能力・知力
・EQ 理性・人間性(人望・人徳)
=自分および他人の感情を理解・認識し、自己を動機づける、自分や周囲とのコミュニケーション・対人関係能力
・SQ 感性
=外的刺激に対する感受性やひらめき、気づき、観察力、直観力
知的感性時代はBQが高いプロフェッショナルなビジネスパーソンが求められる
EQは組織で働く上で欠かせない要素だが、以前と比べEQの価値が下がりつつある。利害の調整が通用しない時代(「分かち合い」→「奪い合い」へ)
BQは、IQ・EQ・SQの掛け算
・3つのうちどれがかけてもビジネスで通用しない
・ビジネスでは人より頭1つでも抜きん出た人が圧倒的に有利
人間性を磨く10のポイント
①挨拶は自分からすること
②自分の考えをはっきり持つこと
③けっして嘘はつかないこと
④約束したことは、すぐに実行すること
⑤時間を守ること
⑥仕事に情熱と思い入れを抱くこと
⑦自ら進んで学習し、まわりに広めていく努力を怠らないこと
⑧自信を持てるまで努力すること
⑨謙虚な態度であること
⑩人に好かれる人になること
人生を台無しにする9つの錯覚
①勝者の罠(偶然による勝利を実力と錯覚する)
②群集心理の罠(自分の意見とちがってもみんなの選択が正しいと錯覚)
③情報の罠(間違った情報を違う人から聞かされると正しいと思い込む)
④感情の罠(意思決定の際、理論通りに動くと考える錯覚)
⑤損失回避の罠(損失を回避しようという思いが判断を鈍らせる)
⑥自己肯定の罠(成功すれば自分の実力、失敗は他人のせいと考える)
⑦埋没費用の罠(すでに投資した経費を無駄にしたくないと思う)
⑧時間割引率の罠(目先の快楽を我慢できない人は判断を誤りやすい)
⑨専門家依存の罠(専門家が全体最適を教えてくれるとは限らない)
いま消費社会に起きているのは、「モノからコトへ」、「サービス化」というパラダイムシフト
<この本から得られた気づきとアクション>
・時代とともに求められる能力は違う。この本の主張は納得できる
・感性を磨くために何をすべきか考えたい。
<目次>
まえがき 絶滅寸前のホワイトカラー
第1章 「BQ」でビジネスが変わる~IQ×EQ×SQ=BQ~
第2章 BQとは何か ~人生を切り開く真実の指標~(
第3章 BQはいまからでも伸びる! ~人生を豊かにする11のレッスン~
第4章 なぜこれからの日本でBQが必要なのか ~日本の消費社会はどう変わるのか~
第5章 BQで革新型リーダーを目指せ ~BQで築く新時代の経営術~
第6章 BQ対談 ~林野宏(クレディセゾン社長)VS藤田晋(サイバーエージェント社長)~
コラム
あとがき
Posted by ブクログ
カード業界の雄、セゾンカード社長の林野さんが書いた本。
セゾンカード急成長の求心力でもある林野さんならではのビジネスマインドがフンダンにあふれていて、とても面白かった。
特に印象に残ったのは、
「企画を認めてもらうためには、何かしらのサプライズが必要」
ロジカルで隙のない企画は、やはり何か物足りない。自分も気づかなかったようなサプライズがあれば、それは全面的に応援したくなる。
このような感覚を忘れないようにしたい。
Posted by ブクログ
帯のキャッチコピーが“いかにも!”なので買うか迷いましたが
仕事に悩むことが多いので少しでもヒントになればと思い購入
「お金も人も商品も揃っていたら、君には頼まない。」
という言葉に、確かになと思わされました
人生を台無しにする九つの錯覚も面白かったです
BQという括りで全ての話がまとまっているといい難いのか、私がBQをいまいち理解しきれていないからなのか、“確かに!BQが大事だね!”と読んだ後に思うことはできなかったです(感性の大切さはわかるのですが…)