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稀代のイノベイティブ経営者が紐解く、新時代のビジネス指標『BQ』。
BQ(ビジネス感度)=IQ(知性)×EQ(理性・人間性)×SQ(感性)。
近い将来ホワイトカラーは絶滅する…。
著者はクレジットカード業界に数々のイノベーションを起こしたクレディセゾンのカリスマ経営者、林野宏氏。
グローバル経済の中で変革に直面する日本と、そこで奮闘する日本人ビジネスマンに真摯なメッセージを送る著者が、次代のビジネスの鍵と定めるのが新指標「BQ」だ。
従来のビジネスマンの必須能力とされたIQ、EQだけでは、大きな変容を遂げる今後のビジネスは乗り切れない。今後はSQ(=感性)を軸にした総合的なビジネスの指標「BQ」が重要になる、と林野氏は説く。
著者の豊富な経験に裏打ちされた実践的な内容は、ビジネスマンが自らと日本の行く末をうらなう上での貴重な提言となっている。若手・中堅ビジネスマンにとっての教科書としてはもちろん、全ての年代のビジネスマンが学ぶべき内容が詰まった一冊。
林野氏とプライベートでも親交のある、サイバーエージェント・藤田晋社長との対談も収録。
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Posted by ブクログ
■BQ(ビジネス感度)
A.「BQ 」は、IQ(知性)、EQ(理性・人間性)、SQ(感性)の3つからなる。ビジネスではこれまでIQ、EQ が重視されてき
たが、消費者が感性に訴えかけてくるものを求めるようになった今日、成功するのは、感性を中心としたBQ の高い人で
ある。
B. BQ を構成する3 要素は、具体的には、次のようなものである。
1.IQ:「知識」と「論理的思考力」によって形づくられる。ビジネスの基礎能力として欠かせないが、IQ に依存しすぎると、柔軟性を失い、変化に対応できなくなる。
2.EQ:自分や周囲の人の感情を管理する能力で、利害関係の調整に有用。だが、市場が縮小し、競争が激化した今日、調整役の出る幕はなく、EQ の価値は下がりつつある。
3.SQ:変化をいち早く察知する上で必要な能力。BQ の中でも、特に意識してSQ、すなわち感性を磨くことが、現代のビジネスを勝ち抜く秘訣である。
C.BQ を鍛えるには、例えば、次のようなことを心がけるとよい。
・欠点を直すのではなく、長所を伸ばすことに注力する。
・退屈に感じる仕事ほど、結果にこだわって取り組む。結果が出れば、その仕事に夢中になることができる。夢中にな
れれば集中力が高まり、高いパフォーマンスが発揮できる。
・感性は経験によって磨かれる。積極的に外へ出て、人と関わり、様々な異質な経験を積むことが大切である。
・常識にとらわれることなく、わかったふりをせず、好奇心を持って、世の中の様々な現象に接する。そのことによって経験と知識が蓄積され、感性が磨かれていく。
Posted by ブクログ
かつて、EQが注目されたのが懐かしく感じます。
今後はそれに感性を掛け合わせたBQがビジネスに必要というのが著者の主張です。
確かに過去IQやEQが注目された時代とは大きくことなっていますので、時代にふさわしい能力が必要になるのは当然の帰結だと思います。
大事なことは、短所にとらわれず長所を伸ばすこと、失敗から学ぶこと、遊びを大切にすること、貪欲に知識を求めること、考えてみれば当たり前のことばかりかもしれません。
それら当たり前のことを当たり前にできて、一人前のビジネスパーソン。
時代にふさわしい能力を追い求めることが、私たちには必要になってきます。
BQ(ビジネス感度)=IQ(知性)×EQ(理性・人間性)×SQ(感性)
・IQ 知性=論理的思考能力・知力
・EQ 理性・人間性(人望・人徳)
=自分および他人の感情を理解・認識し、自己を動機づける、自分や周囲とのコミュニケーション・対人関係能力
・SQ 感性
=外的刺激に対する感受性やひらめき、気づき、観察力、直観力
知的感性時代はBQが高いプロフェッショナルなビジネスパーソンが求められる
EQは組織で働く上で欠かせない要素だが、以前と比べEQの価値が下がりつつある。利害の調整が通用しない時代(「分かち合い」→「奪い合い」へ)
BQは、IQ・EQ・SQの掛け算
・3つのうちどれがかけてもビジネスで通用しない
・ビジネスでは人より頭1つでも抜きん出た人が圧倒的に有利
人間性を磨く10のポイント
①挨拶は自分からすること
②自分の考えをはっきり持つこと
③けっして嘘はつかないこと
④約束したことは、すぐに実行すること
⑤時間を守ること
⑥仕事に情熱と思い入れを抱くこと
⑦自ら進んで学習し、まわりに広めていく努力を怠らないこと
⑧自信を持てるまで努力すること
⑨謙虚な態度であること
⑩人に好かれる人になること
人生を台無しにする9つの錯覚
①勝者の罠(偶然による勝利を実力と錯覚する)
②群集心理の罠(自分の意見とちがってもみんなの選択が正しいと錯覚)
③情報の罠(間違った情報を違う人から聞かされると正しいと思い込む)
④感情の罠(意思決定の際、理論通りに動くと考える錯覚)
⑤損失回避の罠(損失を回避しようという思いが判断を鈍らせる)
⑥自己肯定の罠(成功すれば自分の実力、失敗は他人のせいと考える)
⑦埋没費用の罠(すでに投資した経費を無駄にしたくないと思う)
⑧時間割引率の罠(目先の快楽を我慢できない人は判断を誤りやすい)
⑨専門家依存の罠(専門家が全体最適を教えてくれるとは限らない)
いま消費社会に起きているのは、「モノからコトへ」、「サービス化」というパラダイムシフト
<この本から得られた気づきとアクション>
・時代とともに求められる能力は違う。この本の主張は納得できる
・感性を磨くために何をすべきか考えたい。
<目次>
まえがき 絶滅寸前のホワイトカラー
第1章 「BQ」でビジネスが変わる~IQ×EQ×SQ=BQ~
第2章 BQとは何か ~人生を切り開く真実の指標~(
第3章 BQはいまからでも伸びる! ~人生を豊かにする11のレッスン~
第4章 なぜこれからの日本でBQが必要なのか ~日本の消費社会はどう変わるのか~
第5章 BQで革新型リーダーを目指せ ~BQで築く新時代の経営術~
第6章 BQ対談 ~林野宏(クレディセゾン社長)VS藤田晋(サイバーエージェント社長)~
コラム
あとがき
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