【感想・ネタバレ】大江戸仙境録のレビュー

あらすじ

東京から160余年前の文政時代の江戸へタイム・スリップ(転時)した科学評論家の速見洋介が、めくるめくばかりの恋をしつつ、日々、現代人の江戸常識を越える体験をする──。しかしこれは単なるSF的空想譚ではない。綿密な考証に基づいて江戸の人との世情をリアルに描いた、新機軸の時代小説なのです! 「大江戸シリーズ」第2弾。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

石川英輔 著「大江戸神仙伝」の続く「大江戸仙境伝」、1992.7発行です。東京~江戸のタイムスリップ、速見洋介43歳は東京では流子33歳、江戸ではいな吉16歳といい仲に。ところが、転時能力が喪失して東京暮らしに。そして流子と結婚。洋介35歳の時、再び転時能力が生まれ、いな吉のもとに。江戸が基本で東京に転時する女性(78歳)も登場。洋介の眼を通して、東京と江戸の暮らし、そこに生きる人びとの違いを感じることができます。足ることを知る人のみ、この世は豊か!これは江戸も平成も同じですね。洋介がいな吉の盲腸手術、白眉でした!

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2018年05月01日

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