あらすじ
江戸・深川の町で、人知れずもめ事を闇を葬る男たち。その“始末人”の1人が全裸で殺された。裏稼業の覇権を狙う男たちと繰り拡げられる凄絶な闘い。謎の一味の正体は何か。渋沢念流の達人・蓮見宗二郎の刃が妖しくきらめき、人斬り忠左の「追切りの太刀」と火花を散らす。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
時代小説。推理要素あり。江戸。田沼意次政権時。
場所は深川。主人公たちは始末屋。大きな店のもめ事を後腐れなく始末するのが仕事。
殺しはなるだけしないのがモットー。
仲間の始末屋が女に殺されたことから、彼らは自分たちがねらわれていることを知る。
この手の作品は料理を美味しそうに書かなきゃいけないという約束があるんでしょうか。
田楽の、お茶漬けの、なんて美味しそうなこと。池波作品も食い物描写が細かいですけれど、これもなかなかでした。主人公の宗二郎がこれまたよく食事をしている。それも、贅沢な品ではなく、昨日のご飯をお茶漬けにしたものや、懇意の女性から煮付けをもらったり。
とにかくよく食う。たわいないものなのに、おいしそう。
食べるってとっても大事です(笑)