あらすじ
岡嶋二人の代表作!末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作にして、2005年度「この文庫がすごい!」第1位のリバイバルヒットになり、改めてオカジマフタリの名を知らしめた作品でもある。刊行1988年。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
初岡嶋二人さん。
日本では珍しいコンビ作家さん。
なによりもまず読みやすくて、ぐいぐいストーリーに惹き込まれました。
コンピューターで制御された誘拐事件、という一味違ったミステリーが、犯人の立場でも、被害者や警察たちの立場でも楽しめて、とても面白かったです。
Posted by ブクログ
20年前に起こった幼児誘拐事件。
身代金5000万円の要求に対して、会社の再起をかけた費用5000万円を準備。
そして20年後今度はその被害者であった幼児が、新たな誘拐事件の身代金受渡人に。
誘拐事件の真実とそこに至るプロセスが面白かった。
Posted by ブクログ
まあまあかな?
先が気になる!面白い!て感じではなかった。先が読めるというかどんでん返しなことは何一つなく。
結局主人公は奪ったダイヤモンド何に使うんやろ?
Posted by ブクログ
久々に犯人側視点を含んだ作品を読んだ。
初めに始まる父親の無念を胸に息子の慎吾がその当時のハイテクを駆使して1人で時間を成し遂げる。
父親の事件に関わる間宮と慎吾は、不思議な距離感を保つなぁと思いながら読んでいた。
慎吾からしたら父親の手記をみたら間宮のことを許せないだろうな、と思うけど。
それを直接手を下すわけではなく、誘拐事件を通して追い詰める。
慎吾が間宮が自分に対しての愛情や、後悔の気持ちを持っていると知っているから。
ある意味、直接より残酷な復讐なのかもしれない。
Posted by ブクログ
過去の事件〜現在の事件の前半部分までは楽しめたが中盤(犯人の指示に従って移動を繰り返す場面)はダラダラ引き延ばされている感じがして退屈だった。
あそこをもう少しコンパクトにまとめればもっとおもしろかったと思う。