【感想・ネタバレ】99%の誘拐のレビュー

あらすじ

岡嶋二人の代表作!末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作にして、2005年度「この文庫がすごい!」第1位のリバイバルヒットになり、改めてオカジマフタリの名を知らしめた作品でもある。刊行1988年。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

末期がんで余命わずかな父親の手記から始まる。息子が5歳のときに起こった誘拐事件を振り返る内容だ。
それをなぞるかの様に行われた20年後の誘拐事件。その犯人はあの時誘拐された男の子だった。人生を立て直すための全財産を犯人に取り上げられた父親の無念、誘拐されて恐ろしかった幼き頃の自分の恨み、様々なものを胸に抱えて誘拐事件に挑む主人公が切なかった。
悔しさや苦しみなどが、まっすぐに突き刺さってきた。

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2026年02月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初岡嶋二人さん。
日本では珍しいコンビ作家さん。

なによりもまず読みやすくて、ぐいぐいストーリーに惹き込まれました。
コンピューターで制御された誘拐事件、という一味違ったミステリーが、犯人の立場でも、被害者や警察たちの立場でも楽しめて、とても面白かったです。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

20年前に起こった幼児誘拐事件。
身代金5000万円の要求に対して、会社の再起をかけた費用5000万円を準備。

そして20年後今度はその被害者であった幼児が、新たな誘拐事件の身代金受渡人に。

誘拐事件の真実とそこに至るプロセスが面白かった。

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2025年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前半の父親の手記の第1章は非常に面白かったです。誘拐における犯人の指示がテクノロジーより頭の中で考えている凝ったものに感じ、読んでいる側も考えてしまう感じが良かったです。
逆に息子の第3章は、早くから息子自身が誘拐犯であることを読者に向けてオープンにしたことで、読み手としてはどこに視点を置いていいのか迷ってしまいまいました。
フーダニットは解決、ハウダニットもすぐに提示され、唯一ホワイダニットだけは明示されないけど、「父親の復讐だろうな」とは普通に思えます。
最後には何かあるだろうと期待しましたが、僕的には驚きはあまりありませんでした。
僕の総評としては、尻すぼみ感ありでした。
まあ、この本は「謎解き」や「ミステリー」ではなく、誘拐における「構造」を楽しむものかなと思いました。
やはり、終盤に頭の中で「カチッ」と音がするような展開が欲しかったのが本音です。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ


まあまあかな?
先が気になる!面白い!て感じではなかった。先が読めるというかどんでん返しなことは何一つなく。
結局主人公は奪ったダイヤモンド何に使うんやろ?

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2025年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に犯人側視点を含んだ作品を読んだ。
初めに始まる父親の無念を胸に息子の慎吾がその当時のハイテクを駆使して1人で時間を成し遂げる。

父親の事件に関わる間宮と慎吾は、不思議な距離感を保つなぁと思いながら読んでいた。
慎吾からしたら父親の手記をみたら間宮のことを許せないだろうな、と思うけど。
それを直接手を下すわけではなく、誘拐事件を通して追い詰める。
慎吾が間宮が自分に対しての愛情や、後悔の気持ちを持っていると知っているから。
ある意味、直接より残酷な復讐なのかもしれない。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

過去の事件〜現在の事件の前半部分までは楽しめたが中盤(犯人の指示に従って移動を繰り返す場面)はダラダラ引き延ばされている感じがして退屈だった。
あそこをもう少しコンパクトにまとめればもっとおもしろかったと思う。

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2024年09月29日

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