【感想・ネタバレ】七日間の身代金のレビュー

あらすじ

プロデビューを目指す若き音楽家カップルの千秋と要之介。ある日、富豪の後添いとなった友人から、弟と先妻の息子が一緒に誘拐されたと相談を受ける。身代金の受け渡しは、どこにも逃げ場のない湘南の小島。実は千秋の父は警察署長で、要之助との付き合いをよく思っていなかった。にわか探偵と化した2人は犯人を追うが……。誘拐と密室の二重の謎に挑む、傑作青春ミステリー。1986年刊行。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

若き音楽家カップル千秋と要之介。ある日富豪の後添いとなった友人・須磨子から弟と先妻の息子が一緒に誘拐されたと相談を受ける。警察には知らせずに自ら身代金の受け渡しに向かう須磨子。受け渡しの場所はどこにも逃げ場の無い湘南の小島。その島で須磨子は何者かに射殺され、更に現場を見物に行った若者が行方不明に…。

この作品も先が気になって一気に読んでしまった。身代金の受け渡しから殺人事件、更に謎が続いて面白い。岡嶋二人の長編は危険。千秋と要之介、千秋の父親のキャラが良い。

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

誘拐モノかと思いきや、途中からは密室モノ。

島から犯人が消えた理由はかなり力技だが、密室トリックは力技というほどではない。(そこまで驚くというわけではないが)
だが、計画通りにいかず、結果的に生死を彷徨うことになってしまった理由は面白かった。

相変わらず文章は読みやすく、雰囲気も軽いので、気軽に読めて楽しめる作品。

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2021年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

男性2人が誘拐された。
身代金受け渡しは湘南に浮かんだ無人島。
ある意味密室の島で、身代金受け渡し時に金を運んだ女性が殺された。
島に駆けつけてみると、犯人も凶器も身代金も無く、あるのは死体だけ。
果たして犯人は?人質は?…、というお話。

謎めいた感じはかなりおもしろかったです。
昔の本なので、探偵役の2人がまるで2時間ドラマの設定のようなチープさを感じさせるのはやや残念ですが。
読みやすいです。
さすが、岡嶋二人。

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2011年12月13日

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