【感想・ネタバレ】青嵐の譜 下のレビュー

あらすじ

蒙古軍の圧倒的な力に壱岐は蹂躙され、多くの民が命を奪われた。主君を失いながらも戦火を生き延び、蒙古への復讐心に燃える宗三郎。絵師を目指して隣国の宋に渡った二郎。裕福な養父のもとを出て、芸の世界に身を投じた麗花。それぞれの道を歩む三人は、年を経て再び蒙古の脅威にさらされる。凄絶な戦いを生き抜き、若者たちは光をつかむことができるのか。若き才能が活写する、迫真の歴史長編。

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Posted by ブクログ

激動時代の乱を乗り越える三人三様の青春譜。いつかまた、、郷里での再会を信じて…。血生臭さを消し去る清涼感

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2017年04月30日

Posted by ブクログ

二郎、宗三郎、麗花それぞれの立場から二度目の蒙古襲来が描かれている。脇役の視点での話もあり群像劇の様でもある。

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2013年09月10日

Posted by ブクログ

三人の幼馴染の主人公達が己のあり方を模索しながら大人になっていく物語に元寇という時代背景を与え、それぞれの道を歩みながらも、最後に邂逅する。ただし、その邂逅そのものには大したドラマがなく、むしろ、それぞれの周りを取り巻く、その時代をそれぞれの立場で生きる人たちの方が生き生きと描かれており、主人公たちの物語というよりも、時代を描く群像ドラマに近く、それらの脇役たちの方がより人間的に描かれているのが良い。

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2012年11月09日

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