【感想・ネタバレ】幽霊博物館のレビュー

あらすじ

殺人事件担当、捜査一課の宇野警部と女子大生・夕子のおなじみコンビが訪れたのは、人気作家のモダンな邸宅。出迎えた作家の美しい妻は、幽霊と話すことができるという。すると、誰もいないはずの2階から内線電話がかかって…。笑う男の声と、響き渡る銃声! シリーズ1の怖さとの呼び声も高い表題作他、「火葬場の煙はななめに上る」「見知らぬ人への挽歌」など4篇収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

同じ夕子と宇野刑事との物語なのに、暗い話と明るい話があるのが面白い。
本書は5作品所蔵。

幽霊博物館
海より深く
火葬場の煙はななめに上る
見知らぬ人への挽歌
旅路の終り

今回は、「深く」「ななめ」「挽歌」「終り」
と否定的か、斜に構えたものが多い。

赤川次郎の精神的な状況や、体調によるのだろうか。
作品を書き上げた年月を入れて、表にすると面白いかもしれない。

筋の前向き度、登場人物の明るさ、結論の暗さを5段階評価して、その流れを読めば、
赤川次郎史が書けるかもしれない。

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2011年08月13日

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