あらすじ 明治から大正に移り変わる小樽。活気に満ちた北の街の片隅に、つるの染み抜き屋があった。女の細腕1本で店の切り盛りをするつるのもとには、今日も訳ありの染みが舞い込んでくる。様々な染みに宿る人生と向き合うつる。たまの息抜きは、長屋の住人たちが通う「ちぎり屋」の暖簾をくぐること。消せない過去を抱えた人々が織りなす人間模様。そしてつるにも、決して消えない心の染みが……。心に染み入る連作短篇全5篇。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #笑える #ほのぼの #泣ける すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 Posted by ブクログ 明治期の小樽を舞台とした連作短編集。染み抜きを生業とする主人公つるの元に持ち込まれる染みのついた着物にはそれぞれ人に言えない事情が隠されている。長屋に住む主人公の周辺の人々との交流を通した人情小説集。そして後半の2篇は怒涛の北海道開拓の歴史を描いた感涙の作品。 0 2011年08月19日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 螢火の作品詳細に戻る 「歴史・時代」ランキング 「歴史・時代」ランキングの一覧へ