【感想・ネタバレ】椿説弓張月1のレビュー

あらすじ

『保元物語』に登場する強弓の武将源為朝を主人公とし、日本と琉球を舞台に琉球王国再建の秘史を描く史伝物読本。読本作者・馬琴の出世作であり、『南総里見八犬伝』と並ぶ代表作。北斎の挿画を全点収録する全5巻構成。第1巻は、九州に下っていた為朝が保元の乱で崇徳院方に加わり奮戦するものの敗れ、伊豆大島に流されるが……。各巻に解説を付けて刊行する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

5か月刊行が完了したので読み始めた。源為朝の伝承の冒険ものの読本で、第1巻は九州追放、保元の乱、平治の乱、伊豆追放と史実に沿って物語が展開されるので、まずは導入として楽しく読める。馬琴は子供向けの八犬伝を読んだきりで、原文には手を出す気はなかったので、こういった翻訳が出るのはとても助かる。二巻以降は荒唐無稽な内容になっていくと思うけど、読み進めると当時の読み手のわくわく感がそのまま伝わってきそう。この文庫シリーズでは葛飾北斎の挿絵が随所にちりばめられ、そのすばらしさと精緻さに圧倒される。読んで2度楽しい。

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2025年12月15日

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